欧米を中心とした輸入ビジネスで日々の「成功したこと」「失敗談」「お役立ち情報?」などをけっこうそのまま書いています。夢はビジネスをしながら世界を旅すること。

「広告用語、マーケティング用語」シリーズ(まとめ)

1 IMP編


ここでは、
Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどで使う
広告用語についてお話ししていきますね。

欧米輸入でよく使うマーケティング用語(IMP編)

まずは、IMPについてお話ししします。

IMPは、「Impression」の略になります。
インプ、インプレッションと呼ばれます。

直訳すると、印象という意味になりますが、
インターネットでは、何回表示されたかの回数のこと。
「表示回数」という意味で使われます。
「アクセス数」「訪問者数」「セッション数」なども類義語になります。

●商品のページの場合は、商品ページの表示回数になります。
●広告の場合、広告表示回数になります。


IMP = 100
そのページや広告が100回表示されたという意味です。

これが多いと
単純にその商品をたくさんのお客さまが
見てくれたことにつながります。

実店舗にたとえると
訪問者数みたいなものですね。

たとえば、洋服屋さんをしていて
街中で多くの人通りがあるようなお店だったら
訪問者数は多いですよね。

逆に、地方の人通りが少ないお店だったら
訪問者数が少ないですよね。

どんなに、良い商品でも
良いサービスでも
お客さまが知ってもらえなければ
それを買う機会もありません。

なので、まずはお客さまに知ってもらうことが大事になります。

よくコンサルティングでも
「商品がなかなか売れないんですよー」
というご相談を受けることがありますが、

Amazonのビジネスレポートなどを見てもらうと
大抵の場合、このインプレッションが少ないことが多いです。

最低でも
まずは300から500人くらいが見てくれないと
その商品が本当に売れないのかが
わかりません。

アクセスが集まっているのに
売れないなら、商品が魅力がないか、値段が高いか、
訴求の仕方が悪いのかといったほかの原因になります。

なので、まずはインプレッション数を調べるということですね。
基本的なことですが、忘れがちになりますので
特に総代理店ビジネス、独占販売系の商品を販売している人は、
参考にしてもらえれば幸いです。

まずは人が来てくれないと、口コミも広がりません。

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2 CTR編

次に
広告の話をさせてください。

一度にお話しすると
難しい話になってしまいますので
少しずつお話ししていきますね。

(読者の方にはせっかく読んでもらっているので、
毎日読んでもらえると
いつのまにか輸入ビジネスに関する知識が少しずつでも、
ついていってもらえればと思っています。)

それでなのですが、
まずは

CTR

についてですね。

CTRは、
クリックスルーレート(Click Through Rate)の略です。

クリック率やクリックスルー率ともいわれています。

Amazonや楽天、
GoogleやYahoo!などのヤフーインターネット広告で使われる言葉です。

広告が表示された数(表示回数)のうち
クリックされた回数(クリック数)の割合のことです。

CTR=クリック数 ÷ 表示回数 (×100)

で計算されます。
表示回数のことは、インプレッションともいわれます。

たとえば、1000回広告が表示されて、
そのうちお客さんが10回広告をクリックしたとします。
この場合、CTRは1%となります。

CTRがどのくらいが目安かというのは、
その広告を出した媒体や、広告を出したキーワードによっても変わってきますし、
表示される場所にも変わってきます。

たとえば、Amazonでの販売で
スポンサープロダクト広告を出したとします。

この場合、CTRが悪い場合は、
クリックされていないということになります。

理由としては、たとえば

・画像がきれいではない
・価格やポイント、レビューなどの画像以外の情報が魅力的ではない
・検索されたキーワードと表示された画像がマッチしていない

といったものが考えられます。

なので、CTRが低い場合の対応としては、

・そのキーワードでの広告をスポンサープロダクトの除外キーワードに設定する
・その商品を探すお客さんが検索しそうなキーワードに広告をかける
・画像の質をよくしたり、大きさを大きくして、目立つようにする
・SEOを上げて目立つところに表示させるようにする
・画像以外の情報を魅力的なものにする

といった対応が考えられます。

いくら広告を出したとしても
クリックしてもらえなければ、購入にはつながりませんからね^^

とうわけで、
広告に関する用語のワンポイントレッスン CTR編についてでした。
参考になれば幸いです。

何度も読んだり、使っていると、自然と用語も覚えていきます。

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3 CPC編

次に、CPC
についてお話ししますね。

CPCは、「Clic Per Cost」の略になります。
シーピーシーや、
クリック パー コストと呼ばれます。

1クリック当たりの費用の意味です。
金額が安いほど、よい広告になります。

たとえば、
あなたがAmazon輸入ビジネスで
Amazonのスポンサープロダクト広告に
広告を出したとします。

野球のグローブを販売していたとします。

「野球 グローブ」のキーワードで広告を出したとします。

このときに、
お客さまがAmazonで「野球 グローブ」
のキーワードで検索したときに
あなたの商品が表示されます。

そして、その広告をお客さまがクリックしたときに
広告費が発生します。

この1回クリックしたときにかかるお金のことが
CPCになります。

たとえば、
1カ月でこの商品にかかった広告費が
10,000円だったとします。

そして、100回クリックされたします。

そうすると、
広告費10,000円÷100回クリック=CPC 100円
となります。

なので、広告費が安いほど
よい広告になります。

商品の単価が安ければ、
同じ広告費でも、商品の売り上げに
対する広告費は少なくなります。

商品の単価が高ければ、
同じ広告費でも、商品の売り上げに
対する広告費は高くなります。

Amazonでは、
→Amazonセラーセントラル
→広告
→広告キャンペーンマネージャー
で各広告の、平均クリック単価を見ることができます。

広告を運用していく上では
とても大事なワードになりますので
覚えておくとよいですよ。

というわけで、
輸入ビジネスにおける広告ワード(CPC編)についてでした。
参考になれば幸いです。

少ないお金でたくさんの人が見てくれると、効率が良いです。

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4 CV編


次に、
CVについてお話しします。

CVは、「Conversion」の略になります。

シーブイ、コンバージョンと呼ばれます。

サイトや商品ページに
アクセス回数や、表示された回数のうち、
購入につながった回数のことです。

「購入数」「成約数」という意味で使われます。

たとえば、
あなたがAmazonで総代理店ビジネスの
商品を販売しているとします。

野球用のグローブだッとします。

Amazonのスポンサープロダクト広告で
「野球 グローブ」で
キーワード広告を出したとしますよね。

その広告経由で、
あなたの商品ページに
100人が来たとします。

このときは、
アクセス100人あって、
そのうち10人が購入したとすると
CV(購入数)は、10となります。

一般的には、
「コンバージョンはどれくらいありましたか?」
といったように使われることが多いです。

言葉だけでも知っておけば
だれかと話したときに
「え?」
とならずにすみますので
基本的な言葉は覚えておくとよいですね。

というわけで、
今日は、
広告用語、マーケティング用語シリーズ(CV編)についてでした。
参考になれば幸いです。

一日1つ覚えれば、1年で365個知識がつきます。

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5 CVR編

前回は、CTRについてお話しさせてもらいました。

次に、CVRについて
お話しさせてください。

CVRは
コンバージョンレート(Conversion Rate)の略です。

コンバージョン率ともいわれています。

Amazonや楽天、GoogleやYahoo!などの
いろいろなところで使われる言葉です。

その商品ページ訪れてきた人のうち
どれくらい人が商品やサービスを購入したかという
割合になります。

CVR=コンバージョン数(購入数) ÷ 訪問数(セッション数)

で計算されます。
訪問数のことは、セッション数ともいわれます。

たとえば、100回訪問があって、
そのうちお客さんが3回購入されたとします。
この場合、CVRは3%となります。

CVRがどのくらいが目安かというのは、
商品のジャンルや種類
単価などによって変わってきます。

CVRが悪い場合は、
お客さまは来てくれているのに、
モノが買われていない
いうことになります。

理由としては、たとえば

・商品ページの問題(画像がきれいではない、説明が魅力的ではない)
・価格やポイントが魅力的ではない
・検索されたキーワードと表示された商品がマッチしていない(その商品をほしいお客さまが来られていない)
・商品自体のデザインやイメージが違う
・商品自体に特徴がなくて、魅力的でない

といったものが考えられます。

なので、CVRが低い場合の対応としては、

・広告経由での流入の場合は、適切なキーワードで広告を出す
・商品ページを充実させる(画像、タイトル、説明文、詳細コンテンツ)
・商品が他の商品に比べて魅力的なポイントを説明する(販売の切り口を考える)
・魅力的な商品を販売する(商品を改善する)
・お客さまからよいレビューを入れてもらえるように努力する

などといった対応が考えられます。

せっかく、
お客さまが来られていているのに
商品が売れないのはさびしいですからね。

まずその商品がほしいと思っているお客さまがどんな人かを想像する。
その人が、どのようなキーワードでその商品を探すのかを考える。
そして、商品ページに来てもらったら他の商品と比べて魅力的な商品を用意する。
そして、その魅力を分かりやすく伝える。

といったことが大事になってきますよね。

いやーー、こうやってお話ししていると
もちろん私もできていないことが多くて、
改めて販売は奥が深いですね。
やりだしたらキリがないくらい深いです。
まーーそれが楽しいところなのかもしれませんね^^

というわけで、
販売に関する用語のワンポイントレッスン。(CVR編)についてでした。
CVRが高くなるとなんだか嬉しい気分になります。
参考になれば幸いです。

昨日よりも、今日よりも、と挑み続ける気持ちを大切に。

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6 CPA編


次に、
CPAについてお話ししますね。

CPAは、「Cost Per Acquisition」の略になります。

シーピーエーと呼ばれます。

これは、
1成約あたりの広告費用のことです。
広告費に対する、購入数の割合になります。

広告を使って販売する場合、
このCPAを原価にのせて利益率を計算します。

たとえば、
あなたがAmazonのスポンサープロダクト広告に
広告を出したとします。

野球用のグローブを販売していて
「野球 グローブ」のキーワードで
1クリック100円で広告を出したとします。

100回クリックされたら、広告費は1万円ですよね。
そのうち、10個が売れたとします。

この場合、
広告費10000円÷購入数(CV)10件=CPA 1000円
と計算されます。

この場合、原価が3000円なら
CPA1000円を足した4000円が
広告費を含めた費用となる。

たとえば、
グローブの売り上げが1万円だったとします。
そうなると、ざっくり計算すると

売上10000円-(原価3000円-広告費1000円-手数料・送料など1000円)

=利益5000円

となります。

このように、1個商品が広告経由で売れるために
いくらかかったかを調べる数値です。

よく使う数字ですね。

この数字が低いほど、
広告のコスパがよいということになります。

欧米輸入の総代理店ビジネスの場合、
このように費用のうちに、CPAを含めて考えると
広告を含めて、利益がでるかどうかを調べることができます。

余談ですが、
一般的に、単価の高い商品を扱っている方が
それにかけられる広告も余裕がでてきます。

同じ3割の利益率ならば、
10,000円の商品の方が、
1,000円の商品よりも
広告費を使える余裕がありますよね。

CPAは、けっこうよく出てくる言葉なので
広告を運用するときは覚えておくとよいですね。

というわけで、
今日は広告、マーケティング用語の
CPAについてでした。
参考になれば、幸いです。

どんどん広告がかけられると、どんどん知ってもらえます。

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7 Amazon ACOS編


Amazonで新規商品登録をしたときの話です。

代理店系の商品や
独占販売権を獲得した商品、
普通の新規登録の商品でも
登録したら広告をかけたほうが
売りやすくなります。

それで、広告を設定してから
1週間くらいたったら
広告の効果を検証してみます。

そこで、売上に対する広告費の割合も
チェックします。

Amazonではこの数値のことを
ACOSと読んでいます。

見方としては、

→Amazonセラーセントラル
→広告
→広告キャンペーンマネージャー
→チェックしたいキャンペーンをクリック
→期間を設定
→広告費、注文数、売上、ACOSを確認する。

という流れになります。

ACOSは、「売上高広告費率」のことです。
売上に対する広告費の割合ですね。

商品にもよりますが、
一般的には10%未満だとよいと言われています。

Amazonの担当者の方の話では
20%、30%で出している人もいるですが、
そうなると利益率的に考えても
けっこう厳しいと思います。

もともと、高利益率に設定して
広告で集客するというやり方を
戦略的にしている場合は
もちろんこれでも大丈夫です。

広告費をかけても、利益率がよくて
元がとれていれば、
問題ないですからね。

もっと言うと、
代理店ビジネスの場合
その商品でその市場に参入するときに
利益率や、広告費の割合まで考えて
参入するほうがよいです。

話を戻しますが、
これらの数値をチェックして
悪いところがあれば
除外キーワードなどを設定したり
コンバージョンを上げる工夫をしていきます。

最初に広告を設定して終わりではなくて
検証して、改善していくのが大事ですね。

というわけで、
売上に対する広告費の割合(ACOS)のチェックの仕方
についてでした。
参考になれば幸いです。

良い商品も、知ってもらうことからはじまるものです。

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8 楽天 転換率編


楽天販売での
転換率についてお話しさせてください。

転換率とは
購入率ともいわれます。

英語で言うと
コンバージョン率ともいわれます。

たとえば、カンタンに言えば
100人の方が商品ページを見てくださって、
そのうち5人の方が購入してくださったら、
転換率は5%になります。

楽天の場合は、
このやり方で転換率を見ることができます。

楽天市場で転換率を調べる方法

→楽天のRMSにログイン
→データ分析
→アクセス分析
→商品分析
→期間を選択(1カ月など)

で転換率をみることができます。

自分が知りたい商品を検索ボックスに入れれば、
商品ごとに抽出することもできます。

また、転換率のところで、
三角のボタンを押せば、
転換率が低い順、
転換率が高い順、
に並び替えることもできます。

ここでは、転換率とは、
楽天ページ内では以下のように説明されています。

「商品ページを見た人をどれだけ
購買に結びつけたかを割合で示しています。
計算式: 売上件数 ÷ アクセス人数」

転換率が悪いということは、
商品ページまで来てもらったのに
何らかの理由で購入までに至らなかった
ということですね。

値段の問題なのか、
商品の問題なのか、
説明文の問題なのか、
写真の問題なのか。

こういったことを
改善していきながら
転換率(購入率)を上げていくことで
より魅力的で売れるページになることができます。

まずは、基本となる考え方ですので
参考にしてもらえれば幸いです。

ブログに来てくださいまして、ありがとうございます。
行列のできているケーキ屋さんは、入ったら何か買いたくなります。

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