初級コース(欧米輸入 転売編)6.Amazonに出品をしよう-出品制限と、免除申請について
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Amazon.co.jpの出品制限まとめ(最終更新2017年9月)
Amazonでは特定の商品に対して
出品制限を設けています。
更に、2016年末から2017年夏にかけて
特殊な制限もかかるようになりました。
現在進行形で変化していっている部分ですので
その最新版をお届けしようと思います。
(随時更新する予定です)
Amazonの出品制限の種類
Amazonの出品制限、と一口で言っても
その種類は様々あります。
ざっくりと種類を分けると以下のようになります。
1 カテゴリー制限
1-1 制限はかかっているけど解除は簡単
1-2 制限の解除が難しい
2 一時的?な措置として最近制限されたカテゴリー
3 ブランドごとの制限
種類によって捉え方が変わりますので
それぞれについて解説をしていこうと思います。
カテゴリー制限
Amazonでは以下の商品カテゴリーに対して
出品制限が設けられています。
・食品、飲料、お酒 ・服&ファッション小物 ・シューズ&バッグ ・時計 ・ペット用品 ・ドラッグストア ・ビューティー ・ジュエリー |
これらの商品は出品制限を解除しないと
出品することができません。
簡単に解除できるものもあれば、
かなり解除が難しいものもあります。
※2020年5月現在、カテゴリーごとの制限が廃止されて、ブランドごとの審査のみになっています。
これがいつまで続くかわかりませんが、現状では以下のカテゴリーごとの申請はできないです。
制限はかかっているけど解除は簡単なカテゴリー
先ほどのカテゴリーの中でも
・服&ファッション小物
・シューズ&バッグ
・時計
・ペット用品
・ジュエリー
に関しては比較的簡単に出品制限を
解除することが可能です。
最短で1日で解除することができます。
(時間も全然かかりません)
今後、これらのジャンルの解除申請も
通りにくくなる可能性がありますので
今のうちに解除をしておくことをオススメします。
制限の解除が難しいカテゴリー
一方
・ドラッグストア
・ビューティー
・食品、飲料、お酒
のカテゴリーに関しては
解除の難易度が一気に上がります。
解除方法自体は上記で紹介した
記事と同じなのですが、
これらのカテゴリーの場合は
それにプラスして
『卸業者から仕入れをしている証明』
をしなくてはいけません。
具体的にどのような書類を求められるかですが
・納品数が3点以上確認できるもの
・90日以内に発行された納品書
・出品者の氏名と電話番号が記載されたもの
・仕入れた商品名、仕入れ元の情報が明確に記載されていること
などを満たした書類が必要になります。
(この条件は時期やカテゴリーで微妙に変わります)
実際に卸業者から仕入れをしていれば良いのですが
そうでない場合は、このために条件に合う仕入れを
しなくてはいけません。
しかも、その仕入れをしても審査に通るかは
Amazon次第です。
請求書を偽造して審査を通す。手法もあるようですが
正直オススメはできません。
もともと、購入者に被害が出る可能性の高い
商品ジャンルだからこそ制限がかかっているわけで
ある程度の規模になるまでは
これらのジャンルは無理に解除しなくて良いと思います。
一時的?な措置として最近制限されたカテゴリー
今まで紹介した商品カテゴリーの他に
ここ最近制限が追加されたカテゴリーがいくつかあります。
これが一時的なものなのか、永続的なものなのかは
わかりかねますが、実際現在制限がかかっていますので
注意するようにしてください。
CD・レコード・DVD(の一部)
2016年の末あたりからCD・レコード・DVD(の一部)に
出品制限がかかるようになりました。
それまでに販売実績があった方のアカウントには
制限がかかっていなかったりしますので
その後新規でアカウントを作った方に主に
制限がかけられています。
(一部出品できるものもありますが大多数に制限がかかっています)
現状、制限解除はほぼ不可能レベルです。
制限がかかっているものは扱わない方が吉です。
TVゲーム
2017年4月に大規模なAmazon乗っ取り事件がありました。
その際に被害にあったお客様の多くがゲームを購入していたこともあり
この時期に急にTVゲームに出品制限がかけられています。
これもCDなどと同じで、
それまでに販売実績がある方は普通に販売できたりしますので
その後、アカウントを作った方に影響しています。
比較的最近の制限なので、もしかしたらそのうち
制限が解除されることもあるかと思います。
Amazon.co.jp限定商品
主に国内品なのですが、Amazonが独自に特典をつけていたり
独自のセットで販売している商品があります。
以下のような商品ですね。
2017年の9月にAmazonの出品規約の一部が改定され
Amazon限定商品を仕入れた場合『新品で販売してはいけない』
と言うルールが設けられました。
それに合わせて、出品制限もかかっています。
ただ、輸入セラーにとってはあまり関係のない部分なので
スルーして良いかと思います。
ブランドごとの制限
CDに対する規制がかかった2016年末の同じ時期に
ものすごい量の出品規制がかかる事件がありました。
これまでに解説した『カテゴリー』ごとの規制ではなく
『ブランド』ごとの規制です。
おそらくはメーカーなどが
・自社製品の安売り防止
・偽物商品の流通防止
などを目的にAmazonに圧力をかけたことによって
制限がかかったのだと推測します。
特に当時輸入関連で話題になったのは
『LEGO』
の出品規制です。
欧米輸入の単純転売ではLEGOはメジャー商品だったので
この規制によって被害を受けた方もかなり多かったはずです。
(この制限に関しても、過去に販売実績がある場合は
普通に継続して販売できたりしています)
その時期に一気にブランド制限がかかってからは
徐々にではありますが、
制限されるブランドが増えている状態です。
僕が把握している範囲の一部ですが・・・
このようなブランドやキャラクターに
出品制限がかかっています。
納品書を提出することで制限を解除することも
できるのですが、難易度は高いため
これも最初のうちは避けて販売すると良いです。
(これらを避けても十分に商品は見つかります。)
出品制限がかかっているかを確認する方法
これまでに解説したように、
出品制限がかかっている商品は少なくありません。
また、今までは仕入れられていた商品が
急に制限をかけられてしまうこともあるでしょう。
ですから、仕入れの際には必ず出品制限が
かかっているかを確認してから仕入れるようにしましょう。
まず、セラーセントラルの『在庫』タブの中にある
『商品登録』をクリックします。
検索窓に該当商品のASINコードを打ち込み、
検索をかけます。
ここで『出品する』ボタンが出てきたら
制限はかかっていないことになります。
以下のような感じですね。
一方、制限がかかっている場合は
以下のような画面が表示されるはずです。
ちなみに、制限の種類によって
・新品のコンディションでだけ出品できない
・全てのコンディションにおいて出品できない
パターンがあります。
これもこの方法で確認できますので
仕入れ前には必ず確認するようにしましょう。
これらの制限をどう捉えるか
最近はAmazonがこのような制限をかけたり、
審査を厳しくしたりしている風潮があります。
流れ的には完全に
『転売排除』
です。
これは僕自身もそう思いますし、実際そうなのでしょう。
では、転売では稼げなくなるのか?
僕はノーだと思います。
事実、現在の制限状況の中でも結果を出す人はだすし
もっと言えば、コンサルなどをしていて
状況は変わっているにもかかわらず、
結果を出す人の割合はまったく変わっていません。
やり方や、気をつける点が変わっただけで
実際難易度はそんなに変わっていない。
これが僕の所感です。
もちろん、これからもっと制限が厳しくなり
もしかしたら本当に利益を出すのが難しくなるかもしれません。
(僕は数年は大丈夫だと思ってますが)
だとしても今はそうじゃない。
そもそも僕は単純転売をオススメしていますが
それは
『単純転売で死ぬまで食っていける』
と言う意味ではなく
『物販で稼ぐためのファーストステップとして最良』
だからです。
単純転売をきっかけとして様々な経験をし、
その後、代理店取引や他販路展開をして
さらに安定した利益を目指していく。
または他のビジネスへチャレンジしてみる。
単純転売はそのためにあると思っています。
そう考えると、Amazonが仮に転売を排除しようとしていても
今の今、まだ転売で結果が出せる状況があるならば
大きな問題にはならない。と考えることができます。
10年先も転売で稼げるかは正直わかりません。
ですから10年先に転売を始める方はもしかしたら
うまくいかないかもしれないです。
でも、この記事を読んでいる人で
『10年先に転売を始めよう!』
と思っている方ってまずいないですよね。
断言しても良いですけど、
『今』で考えると単純転売はまだまだ稼げます。
たいして難しくもなっていないです。
なので、過度に不安に思ったり心配したり
しなくて良いと思います。
『もう単純転売はきつくなったな』
と思ったら正直にブログとかメルマガで書きますので
僕がそれを書き出したらそうだと思ってください笑
と言うことで、Amazonの出品制限のまとめでした。
また情報が入れば随時更新しますので
宜しくお願いいたします^^
※ちなみに2017年9月末より
簡単に出品制限が通りやすくなっています。
(ビューティー・ドラッグストア・食品なども)
いつまで続くかわかりませんが
通せるうちに通しておきましょう。
製品(JAN UPC)コード無し商品の免除申請方法【Amazon輸入】
Amazonでは製品コード(いわゆるバーコード)がないものは
出品できない決まりになっています。
ですが、申請をすることにより、製品コードがない商品でも
出品をすることが可能になります。
今回はその申請方法をまとめてみたいと思います。
2018年に仕様が変更になりました。
申請方法
まずはセラーセントラルの下の方にある
『サポートを受ける』をクリックします。
すると右側にニュルっと以下のようなものが出てきますので
『お問い合わせ』をクリックします。
切り替わった画面で『Amazon出品サービス』をクリックします。
続いて『出品、商品情報、ファイルアップロード』内の
『商品登録、ファイルアップロード、出品申請』をクリックします。
続いて選択肢の中の『商品登録または表示、出品申請』のチェックボックスに
チェックを入れます。
すると以下のような画面になるかと思いますので、
『製品コード免除の許可申請』をクリックします。
すると、以下のような画面になりますので、
必要項目を記入していきます。
・カテゴリー →商品のカテゴリーです。・商品のコンディション →選択してください。・会社説明 →輸入販売をしていることが伝わればOKです。・製品コードなしで出品予定の商品、もしくは保有ブランドの概要 →申請する商品のメーカー名、商品の種類や用途、SKU数などの概要・申請する商品の1例がわかるよう、現在掲載があるサイトの商品ページのリンクを入力してください。 →仕入先の商品ページのリンクでOKです。・製品コード免除の許可、もしくはAmazonブランド登録を申請するブランド →ブランド名を記載します。・出品商品のアップロード方法 →実際に出品する際の方法を選択・製品コード免除申請の理由 →選択してください。・商品管理番号(SKU)と商品名 →出品する際のSKUと商品名を記載します。・担当者氏名・連絡先Email・電話番号・会社名 →記載してください。情報・ポリシー > 出品者情報ページで特定商取引法に基づく出品者情報を登録しましたか? →登録が終わっているならばチェックを入れます。 |
全て記入が終わったら、送信ボタンをクリックし、完了です。
だいたい3日ほどで許可が下りるか、却下されます。
却下された場合でも、ちゃんと不備を指摘してくれますので
それを改善してまた申請すればほぼ100%受理されますのでご安心を^^
すこし難しく思えるかもしれませんが、
やってしまえば結構簡単です。
ぜひ参考にしてください!