欧米を中心とした輸入ビジネスで日々の「成功したこと」「失敗談」「お役立ち情報?」などをけっこうそのまま書いています。夢はビジネスをしながら世界を旅すること。

初級コース(欧米輸入 転売編)8.単純転売マインド編②

単純転売リサーチあるあるを読者さんに募ってみた

 

たまにはかる〜い感じの記事も。ということで、
先日LINEで『単純転売あるある』を読者さんに募ってみました。

総数100件ぐらいのメッセージをいただきまして
その中でも数が多かった『あるある』をご紹介します。

「自分だけじゃなかったんだ!」
「そうそう!こういうことある!」

みたいな感じで、気分転換にしていただけると幸いです^^
それではいきましょう!

 

リサーチ編

謎の迷宮に入り込むことがある

セラーリサーチや関連商品リサーチをしていると
何かの拍子に特定のゾーンに入ってしまうことがあります。
どんなに派生させても同じ商品ばかりが表示されるし
同じセラーばかりが目につくようになること、ありますよね。

僕はこの現象を『迷宮入り』と呼んでいまして
この状態に陥ったらリサーチを一旦ストップして
他の仕事をしたり、その日は寝たりしていました笑

日によって人が変わったようになる

リサーチをして商品を見つけるためには様々な能力が求められますが、
その中でも『テンション』ってすごく大事な要素です。

気分が良いときはなぜかポコポコ商品が見つかるし。
そうでないときは全然見つからない。あると思います。
特にその日の売り上げや利益はすごく重要で、
その日の結果が良いと商品も見つかりやすいのですが
その日たまたま赤字が出ちゃってとか、あんまり売れなくて、
という状態ですと、一気に商品が見つからなくなります。

他にも色々な要素で、その日リサーチをする自分自身が
毎日別人のようになるんですよね。
面白い部分ですし、難しいところでもありますね。

よく見るセラーに愛着がわく

リサーチをしていると良く見るセラーっていますよね。
何度も見ていくうちになんとなく愛着が湧いたりなんてこともあります。

また、セラーリサーチをしていて、いつもお世話になっているセラーに関しては
より愛着というか感謝の念が湧いてくると思います。

僕なんかは、コンサルをした方の名前がバンバン出てくるので
『あぁ、今も頑張っているんだなぁ』とか
『あ、国内の仕入れも始めたんだな!』とか
セラーを眺めながらそんなことを考えています。
(大げさじゃなく、今Amazonで欧米輸入をしている方の多くが
元コンサル生さんだったりするので、本当によく見かけます。
そのおかげ?で、僕はもうセラーリサーチはできないですね笑)

あと、普段リサーチしていて気になっていたセラーさんと
忘年会で顔を合わせて超盛り上がった。なんてこともありますね。
特に自分と同じジャンルを得意としているセラーさんとお会いすると
話が盛り上がるんですよねぇ。

ガジェットおたくになる

リサーチを効率化させていく。
これは単純転売においての命題になるわけですが
その方法論の中でも『PC周りを強化する』ことは
半分近いウェイトを占めるほど重要なことです。

まず、PC自体のスペックは高ければ高いほど良いし
画面も大きければ大きいほど良い、マルチならなおよし。

突き詰めていけばマウスに『進む』『戻る』のボタンがついていた方が
作業が効率的になるな。とか、
どの回線が一番通信速度が速いのだろう。とか、
テンキーは外付けの良い奴の方が使いやすいんじゃないか。とか、
外出中にツールを回すためにタブレットが欲しいな。とか。

やればやるほど、ガジェット系に工夫の余地があることに気づいていき、
それに伴ってどんどん詳しくなっていく。これもありますよね。
なんだかんだ僕も毎年のようにPCを買い換えているし、
作業環境に関してはコロコロ変えて、色々と試しています。
確かに、普通の方よりは詳しくなっているんだろうなぁ。

タブまみれになる

これは直した方が良いあるあるですが、
リサーチをしていると、Amazonを見てモノレートを見て
FBAシミュレーターを見て、翻訳サイトを開いて・・・
などなどたくさんのタブを同時に開きながら作業をします。

それだけだったら良いのですが、
開いたタブを閉じずにそのままにしておくと
どんどん増殖していき、気づいたら数え切れないほどタブが出ていて
そのせいでブラウザが重くなっている。
という方も多いみたいです。

これは百害あって一利なしなので、そうならないように
すぐにいらないタブは消す癖をつけた方が良いですね。

限界状態での謎のミス

これも多くの方が経験したことがあるものではないでしょうか。

長時間リサーチをしたり、疲れているときにリサーチをして
なんとか商品を仕入れることができた。
で、次の日、寝て回復した頭で昨日の仕入れ商品を見てみると

『利益が全く出ないのに購入していた』
『全然違う商品を同じ商品だと思い込み購入していた』
『売れ行き0の商品を購入していた』

ことに気づいた。
なんてこと、ありますよね。

今でこそ限界までリサーチするなんてことはなくなりましたが
起業当初は文字どおり、起きているときはずっとリサーチだったので
後半は大体半分夢の中でした笑
価格を一桁間違えたり、ゲーム本体だと思って説明書を買ったり。
色々とミスしたなぁ・・・

 

MyUS編

商品が開封されている

MyUS編のあるあるとなると、基本多くが『愚痴』になりますよね笑
なんだかんだ言ってずっと使っているMyUSですが、
安いからしょうがないですが、まぁサービスはあまりよくありません
(それでも昔よりはだいぶ良くなっているんですよ)

今回あるあるを募集して、MyUS関連で一番多かったのが
『商品が無駄に開封されている』
というものでした。

中身を確かめるために、商品の梱包を開封するのは良いのですが、
開封時にカッターを深く入れすぎて商品まで切れていたりとか笑
なぜか商品の箱自体も開封して中身を出して、箱は捨ててしまっていたりとか笑
日本人感覚ではちょっと理解しがたいことを、彼らは平気で行います。

担当者と密に連絡を取って、注意をしていれば多少は良くなるのですが
この辺りは最初から徹底して欲しいですよね。
MyUS自体は顧客満足度を本気であげようとしています。
しかし、そもそもの感覚の違いからこういうトラブルが生まれるんですよね。
さすがにもう気づいても良い頃だと思いますが笑

どの商品かわからない

これもできれば対応して欲しいことですよね。

基本、届いた商品の写真は手数料を払わないと確認できません。
一方結構な頻度で届いた商品の価格を申告しろと言われるわけですから
商品画像がない状態で、その商品が何かを調べないといけません。
トラッキングナンバーなどで調べるのですが、これが結構面倒ですし
調べても見つからないときも多々あります。商品数が多くなるとなおさらです。
ここに対応してくれたらMyUSは神業者になるんだけどなぁ。

結局やすさに負けて戻ってくる

そんなこんなで、欠点も多いMyUS。

なので、しばらく使って愛想を尽かし
他の業者さんに乗り換えるケースもすごく多いです。

日本資本の業者さんなどですと、サービスも手厚いですし
何よりも日本語でのやりとりができます。
使いやすさで言ったら圧倒的にそちらの方が良いに決まっています。

ですが、しばらく乗り換えていたけどそのうちMyUSに戻ってくる。
という方がめちゃくちゃ多いです。
結局、やすさではMyUSには勝てないということですね。
(超大量に商品を扱っている方は別です)
誰か超お金持ちの人で、MyUS買収して業務改善をしてくれる方、いませんかねぇ笑

 

販売編

自分が仕入れると値下がりする

株式投資とかFXをやっていると、
必ず自分がベットした方向とは逆に値動きする。
という経験をすることがあります。
誰かに監視されているんじゃないかってぐらい
面白いほどやることなすこと裏目にでる。

で、じゃああえて思った方と逆にベットしよう。
と考えるとそれでもちゃんとベットした方の逆に値動きする笑

これと同じような意味で、
自分が仕入れるまではいつ見ても価格が安定していた商品が
仕入れた途端値下がりをおこした。
という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?

また、

値下がりが激しいけど頑張って販売したところ、
在庫がなくなった翌日には価格が元に戻っていて
利益が出る水準になっていた。
「こういうこともあるのか」
と思い、今度は値下がりをしていても価格を下げずに
価格が戻るのを待っていたが、今度は一向に戻ってこない。
いつまでたっても戻ってこないからしょうがなく値下げして売ったら
翌日に元の価格に戻っていて、なんとも言えない気持ちになった。

これもあるあるだと思います笑

投資の世界と同じく、物販に関しても、
様々な人の思惑が重なり合って市場を形成しています。
ですから自分がやろうと思ったことはきっと他の人もやろうと思っているし
そのタイミングもかぶることが多いんですよね。
慣れてくればある程度先読みはできるようになりますが、
最初のうちは『しょうがない』と割り切って考えすぎないようにした方が良いですね。

大量に仕入れたときほど何かトラブルが起こる

マーフィーの法則みたいなあるあるですね。

落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、
カーペットの値段に比例する

とか

洗車しはじめると雨が降る。雨が降って欲しくて洗車する場合を除いて。

など、意識したときほど悪いことが起こるのはよくありますよね。

最初は少量仕入れてみて、テストでその商品を販売したら、
思いの外売れ行きもよく、利益も多めに確保できた。
この商品は良い商品だ!ということで一気に数十個仕入れをしたら
その瞬間に値崩れを起こした。とかAmazonからページが消えた。とか。
なぜか勝負をかけたときほどそうなることが多いんですよね。

まぁ、そもそも大量に買って安くなるなら良いのですが
そうでないのならばリスクが増えるだけなので
なるべく一気に在庫を増やすことは避けた方が良いですよね。
実はいただいたあるあるの中で、これ系のあるあるが一番多かったです。
みなさん同じ経験をされていらっしゃるんですね。気を付けましょう笑

自分がカートを取っているときだけ売れていない気がする

これは被害妄想だとは思いますが、すごくわかります笑

カートをある程度取っていることは間違いない。
そして、商品も毎日売れている傾向にある。
なのに自分からはなかなか商品が売れない。

と思ってしまうことありますよね。

カートから商品が売れる場合は、出品者アカウントの評価とか
品揃えとかはほとんど関係ないですから、
実際は上記のような現象は起こらないです。

ただ、当然偏りがありますから、
単一商品でみたらそういうことが起こってもおかしくないです。

普通に売れている商品には意識がそんなに向かないけど、
売れていない商品はどうしてもきになるので、
そこだけが脳内で大きくなってしまい、こういうことを感じるんですよね。

あれと似てます。雨男・雨女と。

なんか自分が出かける日には雨がよく降るなぁ。というやつですが、
それって実際は出かけるときに晴れていてもそれが普通だからなんとも思わず
雨が降っているときだけ印象に残るので、
『出かけるときはしょっちゅう雨が降っている』
と錯覚してしまうんですよね。

ビジネスにおいては、そういう錯覚でペースが乱されるのは勿体無いので
なるべくそういうところには思考を割かないようにしましょう。
もっと考えるべきことはたくさんありますからね^^

 

ということで『単純転売あるある』でした。

本当はもっとたくさんご意見をいただいているのですが
長くなりすぎてもアレなので、この辺りとさせていただきます。

共感していただけたものも、そうでないものもあったかと思いますが
元々が気分転換用に企画したものですので、
かる〜い気持ちでみていただけると幸いです。

僕的には共感できることものすごくたくさんありました笑

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商品リサーチが辛いときに読んで欲しい記事

慣れればなんてことのない商品リサーチですが、
始めたばかりの頃はしんどくて仕方がないですよね。

僕もそんな時期がありましたし、
教えてきた方たちもみなさんその時期を経験しています。

『そこを越えれば楽になるからとにかくがんばれ!』

と言ってしまえばそれが正解なのですが、
とはいえ不安もあり、日々リサーチするのは厳しいはず。

ということで、今回はそんな『リサーチが辛いとき』
に読むと少しだけ元気が出る記事を書こうと思います。

僕がリサーチで苦しんでいたときに、
どんなことを考えて乗り越えてきたか。の記事です。
ぜひ参考にしてくださいね!

他の人にできているんだから自分にできないはずがない

極端に言ってしまいますが
基本的に単純転売を現在進行形でやっている人の中に
天才はいないと思います。

というのも、本当にその人に素晴らしい能力があれば、
単純転売ではなくて、もっと効率の良いビジネスをやるからです。

これは単純転売のビジネスモデルが優れていない。ということではなく、
もっと優れたビジネスモデルがこの世には沢山ある。ということです。

しかし、それらのビジネスは当然単純転売よりも
圧倒的に難易度が高いですから、なかなか成功するのは難しい。
しかし、能力が飛び抜けて高い人はそれを成功させてしまうので
わざわざ単純転売をする必要はない。ということです。

そう考えると、競合や同じ市場で成功している人というのは
自分と大きく能力差がある人ではなく、同じぐらいの能力を
持った人間であるとも言い換えられます。

そう考えると少し楽になりませんか?
自分に能力がないから商品が見つからないわけではなく、
同じ能力の人でも十分に稼げている。

ということは、自分も頑張ればそのレベルまで行ける。
と考えることができますので。

僕は、起業してなかなか稼げないときは、
いっつもこのような考え方をしていました。

『あの人にできて、自分にできない理由がない』

根拠のない考えでしたが、それが精神的な支えでしたね。

単純転売は誰にでもできるビジネスです。
あまりにも能力が低い(日本語がおぼつかない・ネットで買い物ができない)
レベルだとさすがに厳しいと思いますが、
そうでなければ誰にでも同じ量のチャンスがあります。

成功している人と、そうでない人の違いは
始めたタイミングと、努力の量だけです。

一度試しに、単純転売の情報発信者と会ってみたり、
懇親会に言って参加者さんと話してみたりしてください。

きっと『あ、この人そんなに能力が高いわけじゃないぞ』
と気づくことができるはずです。

リサーチをしていて、一番ダメなのが
『このやり方じゃダメなのでは?』
『儲かる商品なんて実はそんなにないのでは?』
と考えてしまうことです。

『他の人にできているんだから』
と考えられるようになれば、
そういう風にマイナスに考えることが少なくなります。

人と会ってみるのも、
そういう意味ですごく重要なんですよね。

見つけた商品の利益だけじゃない

リサーチのうわべだけを見てしまうと、
例えば3時間探して商品が1つしか見つからなかった。
となると仮にその商品から生まれる利益が1000円だとしたら
単純計算で時給が333円だということになります。

それをそのまま見ると、

「これ、効率悪すぎない?」

と少し萎えてしまいますよね。

しかし、その部分に関してはもう少し奥まで考えた方が良いです。

仮に1時間あたりで見つけた利益の額が300円だとしても、
そのリサーチをすることによってリサーチの実力が身についているし、
その商品がそのまま売れるようならば、もう一度仕入れることができます。
次に仕入れるときは仕入れ先がわかっていますから、
ほとんど時間をかけなくても仕入れができますよね。

いわゆるストックというやつですが、
このような見えない利益もちゃんと奥にはあるわけです。

初心者の頃に、3時間で1000円利益が取れる商品を1つ見つけられたら
それはそれで成功の部類に入ると思います。

どんなビジネスでもそうですが、
その瞬間だけの利益を考えると、がっかりすることが多いです。
こんなに頑張ってもこれだけか。と。
(アフィリエイトなんてまさにそんな感じ)

ですが、その作業はその瞬間だけではなく、
将来へとも繋がっていて、
それらがいつか全部重なり合って大きな利益を生み出します。

そう考えると、リサーチにもやる気が出ませんか?
今辛い思いをしてやっているリサーチが、
最終的には数ヶ月後の大きな利益に繋がっているんです。

絶対に繋がっていますからね。

だから頑張ろうと思えたら、かなり進み方が変わると思います。

難しくないと意味がない

逆にですよ、初心者の方がいきなりリサーチをして、
儲かる商品がボコボコ見つかるビジネスモデルだとしたら
そのビジネスって成り立ちますかね?

秘匿性が高く、世界で数人しか知らないビジネスだったらまだしも、
我々のような一般人が普通にその情報を得られるビジネスで
そんなに難易度の高いものがあれば、そのビジネスは競合で溢れて
多分稼ぐことは難しいでしょう。

そうなんですよね。

ビジネスって、ある程度の難易度がないと
そもそも成り立たないのです。

僕も、定期的に新しいビジネスにチャレンジをしていますが、
始めた感覚で『これかなり難易度高いなぁ』と思うと、
むしろテンションが上がります。

難易度高い=みんな諦める。ということですから、
その分安定したリターンが期待できます。

だから、リサーチが辛いときはそれを思い出してください。
あなたがリサーチで苦しい思いをしているということは、
同じ状況で同じ思いでいる人も沢山いるということです。

それだけ大変だったら諦める人もいるでしょう。
だからこそ、ここで諦めるのはもったいない。
そう思えますよね。

逆に『難しくってありがとう』ぐらいの気持ちで
取り組んでいいぐらいです。

なんか、みんな簡単な方を探そうとしている傾向がありますが
理論的に考えて、簡単かつ稼げる。市場なんてないですからね。

苦労から逃げて市場をコロコロ変えていたら、
一生成果を上げることはできないんです。
(向き不向きはありますから、市場を変えることは否定しないですが)

こう考えると、辛いときにもっと頑張れると思います。

見つからないものを見つけている

僕が会社員時代の話です。

今があるのは、会社員時代と、調理師時代の経験が
かなり大きいと思っているのですが、
そんな中でもかなり記憶に残っている言葉があります。

当時の営業本部長の言葉で、
なかなか契約が取れずに悩んでいる社員に向けたものなのですが
(関西弁の超能力の高い上司でした)

「ええか?
営業で断られるっちゅうことは、契約が取れない人を見つけているということや。
例えばお前に一組のトランプが渡されて、ジョーカーを見つけろと言われたとする。
お前はそれを一枚一枚めくっていくんや。
なかなかジョーカーは出ない。がっかりするかもしれん。
ただ、一枚ずつ(このカードはジョーカーではない)ということを確定させていくことで
最初は2/56だったジョーカーを引く確率がどんどん高くなっていくんや。
仮に50回ジョーカー以外のカードを引いたとすれば、
残りは2/6ということになる。
営業をして断られるっちゅうのは、こういう作業なんやで」

(関西弁があっているかわかりません笑)

この話は詭弁です。
営業の場合56枚のカードの中にアタリがあるかなんてわかりませんから
この話はそれをうまく隠したたとえ話なのですが、
詭弁だとしてもすごく良い考え方だと思います。

リサーチに関しても、こういう考え方をすれば
多少楽になると思いませんか?

見つからないということは『利益が出ない商品を見つける』
ということになり、
その作業は『利益が出る商品が見つかる確率を上げている』
という考え方ですからね。

仕入れることができる商品は無限にあります。
また、その中で利益の出る商品も無限にあります。

リサーチをなんどもして、全然商品が見つからないということは
分母を削っていくことができているとも考えられるのです。

だから、見つからない時間は意味のない時間じゃない。
そう考えられるだけで、あと一歩。頑張れるはずです。

最後に

今回ここで書いたことは、すべて気休めみたいなものです。
根本的な解決にはなりません。

しかし、考え方一つで頑張れるかそうでないかが変わるのは事実で、
頑張れるかそうでないかが最終的にリサーチが楽になるかそうでないかに
影響することも事実です。

冒頭に書いた通り、最初は誰でもリサーチに苦労します。
しかし、そこを抜けるとこれまた誰でもすいすい商品を
見つけられるようになります。

最初は『10万円分なんて商品見つからないです・・・』
と弱音を吐いていた人が
『10万円分は簡単に見つかるのですが、50万円分はさすがに・・・』
といつの間にか変わっていき、最終的には
『今月は200万仕入れました!』
みたいになる。よくある光景です。

だから、それが気休めだとしても
その考え方を採用することで少しでも頑張れるならば
相当価値のあることなのです。

そんな感じで、この記事を使ってもらえると嬉しいです^^

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リサーチを死ぬほどした人にしかわからない感覚

 

先日、ある変わった方法で仕入れをしようかなと思い、
その条件に合致する商品をひたすらリサーチしていました。

リサーチする前は結構いける感覚があったので
30分ぐらいで条件を満たす商品を見つけられそうだったのですが
意外と条件に完全に合致するものが見つからず
(かなり特殊な仕入れかたなので、条件が全部合わないと
リスクが高すぎて仕入れられない)

結局気づいたら11時間ぐらいぶっ通しで
リサーチをしていました。

結局該当商品は見つからずに、
不毛な11時間を過ごしたわけですが笑
久々に変な感覚を味わいました。

昔はこれ以上のリサーチを毎日していました。

来る日も来る日もリサーチリサーチ。
朝起きたらリサーチをはじめて、
途中事務作業を挟んで、
暗くなるまでリサーチ。

多分平均で12時間以上は
毎日リサーチをしていたと思います。

そのちょっと前までは、
アルバイトと新聞配達とリサーチで
1日20時間近く働いていたし。

起業してから1年は本当に
こんな生活がずっと続いていました。

で、長時間リサーチをしたことがある人ならば
わかってくれると思うのですが、
ある瞬間からちょっと記憶が曖昧になるんですよ。

具体的に何が起こるかというと、
次の日ぐらいに前日仕入れた商品を確認していると

「あれ?こんなの仕入れたっけ?」

という商品があり、
よく見てみると全然利益が出ない仕入れになっていたり。

全く記憶がないんだけれども、
注文履歴にはちゃんと反映されているという。

おそらくリサーチしすぎで限界を迎え、
ふわふわしているときに

『商品を仕入れないと・・・』

という気持ちだけで体が動いてしまい
わけのわからない商品を仕入れると 笑

忙しかった時期にはたまにやっていましたね。

で、昨日リサーチを長い時間やっていたら、
すぐに仕入れる作業ではないから、
無意識のうちに仕入れていた。ということはないのですが

調べたものをエクセルで
条件に全く合わないものは『NG』
微妙なので後でもう一回判断してみようというものは『TRY』
という感じで分けていたのですが、
あるところからしばらく全部『TRY』で埋め尽くされていました。

最初の方は意識もしっかりしているし、
厳しい目で商品を見ていますので
『NG』ばかりだったのですが、
途中からあまりに見つからないので勝手に基準を緩め
『TRY』を大量に生産していました 笑

怖い怖い・・・

まぁ、意識が朦朧と・・・まではやりすぎとして
その手前でも、なかなか商品が見つからなくて、
当初決めていた条件に見合わなくても
もったいなくなって仕入れてしまった。

なんてことは経験ある人多いはずです。

だいたい、そういう商品は良くない結果になるんですけどね。

そう考えるとがむしゃらに長時間リサーチをするのも
少し考えものですよね。

メリハリつけて、集中できる時間分だけ
リサーチした方が結局数字が良くなる気がします。

久々にそんな感覚を思い出しまして
なんか懐かしくなりました( ‘-‘ )/

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損切りした方が良い4つの理由

物販(特に転売系)をやっていると
どんなに上手な人でも商品単体で見ると
価格競争に巻き込まれてしまうことがあります。

初心者時代などは頻繁にそれが起こりますよね。

そんなときに、価格を下げずに待つのか?
それとも価格を下げて『損切り』してしまうのか?
を悩むと思うのですが、
今回は『損切りした方が良い』の立場に立って
損切りのメリットを解説したいと思います。

もちろん、場合によってはこれが当てはまらないケースもあります。
(特に年末とかは)

あくまでも参考までにご覧いただければと思います^^

資金は命

まずは基本的なところから。
『資金は命』です。

物販とは突き詰めると
『お金をモノにして、またお金に戻す』
この繰り返しです。

そこに利ざやが発生するので、
だんだんと資本が増えていくのが物販の基本ですね。

株式投資であれば
お金→株券→お金
ですし

FXであれば
お金(日本円)→他国のお金→お金(日本円)
だったりするわけで、
ほとんどやっていることは投資と同じです。

そう考えると資金がどれだけ大切かわかると思います。
現に、資金量が倍違えば、成功率も倍近く変わります。
資金が多ければ選択肢も増えるし、余裕も出ます。

資金を在庫に変えて、そのまま在庫で持ち続けると言うのは
擬似的に資金を減らしているのと一緒です。

この一点だけを考えても、
損切りをして在庫をお金に戻す価値はあるはずです。

お金→在庫→お金

のサイクルが淀んでいるよりは、
流動的に流れている方が多くの場合、得をします。

利回りが大きい方に資金を使うべき

特に物販を始めたばかりの頃に考えるべき要素です。

物販を始めたばかりの頃は、毎日少しずつリサーチが
上手になっていきます。

商品を売り出せば色々な経験から、
仕入れ基準もよりシビアに、精度が高くなります。

もちろん、ベテランでも月単位では
成長をしていくわけですが、
初心者の成長スピードは比べようもないほどに早いです。

ひと月もすれば、別人になっていると言っても
過言ではないでしょう。

だからこそ、損切りが必要になります。

例えば7月に仕入れた商品(1万円)があるとして
その商品が9月になっても売れ残っていると。

もちろん、単純に1万円を現金化できていないので
資金効率もその分悪くなるのですが、
もっと重要なのは

『7月の自分と9月の自分の利回りの違い』

なのです。

2ヶ月も経てば、リサーチスキルや基準などは
比べようもないほど向上しているはずです。

言い換えると、7月の自分が出せる利回りと、
9月の自分が出せる利回りを比べると、
そこには大きな差があるわけです。

であれば、7月の在庫は仮に赤字であっても販売してしまい、
その分の資金を9月の自分に仕入れさせる方が、
期待値が高いのはわかると思います。

1商品だけで見ると些細な違いに見えるかもしれませんが、
このような商品が積み重なると顕著に影響が出ます。

損切りをすることで、当時よりも成長した自分の利回りで
再度投資をすることができる。

そう考えると、若干損切りに勇気が持てるはずです。

損切りはリサーチクオリティの確認になる

リサーチが上手くなるためには、
トライエラーの繰り返しが必要です。

仕入れをして、その結果を確認し、
失敗があれば修正をし、また結果を確認する。

この繰り返しでだんだんとリサーチの精度が上がり、
当然収益性も増します。

では
『失敗』
をどこの段階で認めるのか?

実はここが重要です。

仕入れた商品が値下がりをおこしてしまった。
カート価格に合わせると赤字になるから
少し待ってみよう。

そんな商品があるとして、
その商品に対して、どのタイミングで『失敗』のレッテルを貼るのか?

おそらく『カート価格に合わせると赤字になるから少し待ってみよう。』
の段階では、まだ失敗を確定できないはずです。

もしかしたら高値に戻ってきて売れるかもしれない。
それで売れたとしたら一応失敗ではなくなる。

そんな思考回路で、失敗を未然に防ごうとします。
(ある意味先送りですね)

逆に、同条件で問答無用に価格を下げて商品を販売した場合、
販売した瞬間に『失敗』が確定するじゃないですか?
これは明らかですよね。

普通に考えると失敗は避けたいものでしょうから
そのようなバイアスがかかって損切りを先送りします。

しかし、トライエラーの観点で見ると
その価値観は逆転します。

なるべく早く失敗をする方が、
トライエラーのサイクルを早められるじゃないですか?

トライエラーのサイクルが早まれば、
当然成長は早くなります。

失敗(損切り)を恐れて商品の結果を先送りにすると
その分トライエラーの数が少なくなります。
よって成長の速度が遅くなり、さらに失敗が怖くなります。

であればガンガン失敗を確定させていって、
次の商品にバトンを渡した方が
有益だと思いませんか?

仮に思った結果が出なくてもそれはそれです。
むしろ、最初から全てが思い通りになることなんてないです。

積極的に失敗を重ねていき、なるべく早く成長につなげる。
そのためには実は『一早い損切り』が必要だったりします。

精神衛生上の問題

最後に精神的な影響の話です。

実はここも非常にでかい。

損切りをしない。と言うことは、
在庫を不良在庫のまま持ち続ける。ことになります。
ここに対して何も労力がかからないならばまだ良いのですが
大体は無駄な労力をかけているものです。

何日かに一回(場合によっては毎日)
「価格が戻ってないかなぁ」とページを確認しにいったり
価格が戻っていないことに若干ストレスを感じたり、
損切りしようか待とうかその度に考えたり。

意外と、不良在庫に持っていかれる時間と精神的リソースは
少なくないものです。

在庫を抱えるってのは資金の問題以外にも
そのような精神的なコストを払っていることを理解しましょう。

そして、多くの場合はそれらにかけているコストは
なんのリターンも生みません。
まさに無駄なコスト。コスパ悪すぎ。

本来もっとコストをかける部分があるはずです。
なのに意味のないところにコストをかけてしまう可能性が
不良在庫には眠っているのです。

そう考えるとすっごく在庫が邪魔に感じませんか?笑

精神的な観点からも、動かない在庫はなるべく早く捌いてしまい、
本来そこにかかるはずだった労力を新規リサーチなどに当てれば
確実に結果は良い方向に動きます。

まとめ

ってなわけで、非常にシンプルに書きましたが、
損切りをオススメする理由でした。

上記ご覧いただければ、
損切りするかしないか?が
単に利益がどうなるって話ではないことを理解してもらえるはずです。

これは物販以外のことにも当てはまります。
サイドビジネスで始めたけどうまくいっていないこと。
人間関係、日々感じるストレス。

そのようなものもうまく『損切り』することで
思いもよらぬ効果があったりします。

有名なところだと『コンコルド効果』ってのがありますが
人間は基本的に『損をしたくない』と言う
強烈な原始的欲望を持っています。
だから損切りって難しいんです。

そこを遮断しましょう。とは言いません。
無理ですから。

そうじゃなくて今回書いたみたいに
『損切り=損』
じゃなくて
『損切り=むしろメリット』
と捉えられれば、ストレスなく損切りできるじゃないですか。

そんな意味で、参考にしていただけると嬉しいです^^

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