欧米を中心とした輸入ビジネスで日々の「成功したこと」「失敗談」「お役立ち情報?」などをけっこうそのまま書いています。夢はビジネスをしながら世界を旅すること。

中級コース(欧米輸入 交渉、新規登録編)2.交渉実践③

メーカーを探そう【欧米輸入】

今まで、Amazon、eBayでのセラーへの交渉や、
ネットショップへの交渉を解説していましたが
今回はいよいよメーカーへの交渉についてです。

と言っても特に特別なことをするわけではないですし
むしろメーカーへの交渉の方が他の方法よりも
よっぽどシンプルです。

ただ、比較的求められる資金が大きくなることが多いので
資金が少ない方はショップへの交渉などから始めましょう。
資金が多い方はいきなりメーカー交渉をしてしまって良いと思います。
(後述しますがメーカー取引でも少資金で仕入れることも可能です)

その際に行くつか注意点がありますので、
その辺りを解説させていただきます。

メーカーの探し方

ネットショップなどとは違い、
メーカーを探すのは簡単です。

シンプルにメーカー名で検索するだけです。

多くの場合、メーカーは検索されたときのために
他の商品と競合するようなメーカー名は採用しません。

ですから、検索すれば一発で見つかることがほとんどです。
(商品名で検索するのではなく、メーカー名で検索しましょう)

方法としては以前ネットショップの検索で
解説した通り、google.comにて検索をするか
duckduckgoなどの検索エンジンで調べましょう。

実際に探してみましょう。
今回は、

この商品を調べてみます。

枠内の部分にメーカー名が記載されていますので、
まずはこのキーワードで検索をしてみましょう。
(duckduckgoで調べました)

すると以下のような検索結果が表示されました。

見つかったっぽいですね。

ちなみに、メーカー名ですぐにヒットしなかった場合は
メーカー名+商品型番などで再検索してみましょう。

メーカーサイトに入ってみましたが、
間違いなさそうです。

念のため、該当商品がちゃんと存在するか、
右上の検索機能で調べてみても良いです。

次に、問い合わせの窓口を探しましょう。
ページ上部のメニューバーに窓口があることもありますし
ページ下部にあることもありますので
目視でくまなく探してください。

このサイトの場合、ページ下部に
『Contact』の項目があり、
そこにメールアドレスが記載されていました。

このようにして連絡先を見つけて、
あとは今まで通り交渉をしていくだけです。

やり方自体は本当に簡単ですよね。

メールアドレスに連絡するか、問い合わせフォームで連絡するか?

メーカーごとに、お問い合わせフォームを用意しているところもあれば
メールアドレスしかないところもあります。

どちらかしかなければある方に送れば良いのですが
両方ともある場合はどっちに送れば良いか、
悩んでしまうこともあると思います。

ネットショップへの交渉の場合と少し違い、
メーカーでは
『ビジネス用問い合わせフォーム』
が用意してあったりします。

そもそも、メーカーは基本的には
直接個人には商品を販売しませんので、
商品を卸すのは対事業者になります。

なので、専用のフォームがあることが多いのです。

僕の考えとしては

1、ビジネス専用フォームがある場合はそこから
2、ない場合はメールで
(こちらにもBtoB専用のアドレスなどがありますので
あればそちらを優先)
3、メールアドレスもない場合は通常の問い合わせフォームより

の優先順位が良いと思います。

その上で、例えば『1』で返信がなかったら
今度は『2』で再度メールを送ってみる。
みたいに何度もチャレンジするのはありです。
(というかそのぐらいの執念は持ちましょう)

連絡用のメールアドレスはフリーメールで良いのか?

対メーカーとなると特に、こちらの規模が
小さいことを気にする方が多いです。

規模自体の話は後ほど解説しますが、
その中で一つ気になるのが
『メールアドレスのドメインはどうするべきか?』
ですね。

Gmailなどのフリーメールを使用して
メールを送るのは流石に規模感を疑われるのではないか?
と考える方も多いはずです。

結論から言うと、できればメールのドメインは
ちゃんと取った方が良いです。

おそらく、日本に比べると海外は
フリーメールに対する嫌悪感というか、
そういうものはかなり少ないとは思うのですが、
それでも多少は値踏みされる要素です。

ドメインが会社名や屋号になっているだけで、
少し『ちゃんとしている感』が出ますよね。
コストも安いので、ここは独自ドメインを
取っておいて損はありません。

有名どころとしては、
ムームードメインとかロリポップとかですね。

ただ、コスト的にも設定の煩わしさ的にも、
僕は

Gmailの独自ドメイン

をオススメしたいです。

月600円から独自ドメインを取得できます。
スプレッドシートのことなど、
その後のことを考えてもオススメです。

作り方も簡単ですので、
ぜひ比較検討してみてください。

メーカーの規模について

メーカー仕入れにおいて、
一番のマインドブロックは

『メーカーが大きすぎる』

または

『自分が小さすぎる』

ことによるギャップに対する劣等感です。

『大きなメーカーは取りづらい』
『自分の規模では相手にしてくれない』

などのように勝手に判断をして、
交渉すらしない、ということがあると思います。

確かに、メーカーともなれば、
個人は相手にしないところもありますし、
交渉が成立してもMOQ(最低発注数量)が300だとか、
ハードルは高いことが多いです。

また、支払い方法が銀行送金であることが多いので
支払う際のリスクは少し高めです。

しかし、じゃあそのようなメーカーに
交渉することの『リスク』ってなんでしょう?

交渉して断られるとお金を取られるわけでもない、
何かペナルティがあるわけでもない、
あっても『時間がかかる』だけですよね。

交渉することにほとんどリスクがないわけですから
リターンの可能性が少しでもあるならば
それは『やるべき行動』です。

実際に、誰もが知っている大きなメーカーから
大口の交渉が取れたなんてケースはよく聞きますし、

こちらが個人で、規模がまだ小さいと伝えても
取引をしてくれた。ということも普通にあります。

勝手に萎縮して交渉先を潰すことほどもったいないことはないです。
そういうフィルターはできるだけ外して
ガンガン交渉するようにしてください。

また、それと近い話ですが、
交渉の条件についてもマインドブロックがありますね。

メーカーだから、少ないロットでの取引は許してくれない。

と思っている方が多いです。

しかしこれも、勘違いです。

許してくれないところもありますが、
意外と大丈夫なところの方が多いです。

もちろん、言い方は工夫しますよ。

『テスト仕入れであること』
『その後に大きく取引をしていくこと』
『その準備があること』

などをちゃんと伝えれば、
向こうにとっても悪い話じゃないですからね。

どうしても『メーカー取引』となると、
ネットショップとの取引などと比べて
仰々しく思えてしまいます。

もちろん、押さえるべきところは押さえますが
やるべきことは変わりません。

過度に慎重になるよりも、
あまり気にしないで数をこなした方が
上手くいく確率が上がります。

最初はそうは言ってもなかなか難しいと思いますが
ちょっとでも参考になると幸いです^^

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交渉メールの実際のやり取り例【欧米輸入メーカー交渉など】

交渉は何度か経験すると
「あぁこんな感じか」
と全体像をつかむことができるのですが、
そこまでいくまではどんな感じで話が進むのか、
全く想像がつかないですよね。

ですので、何パターンか実際のやり取り例を紹介しよう・・・
と思ったのですが、全部詰め込もうとすると
膨大なパターンになり、むしろわかりづらくなってしまう・・・

ということで、この記事では本当に一例なのですが、
こんな感じで返信が来たりするんだよー。
という部分を紹介できればと思います。
ぜひ参考にしてください!!

スムーズに成約するパターン

こちらからのファーストメール

Hello
I am interested in the items of your shop.
Do you support bulk buying?
If dealings are possible, we are considering purchasing on a continuous basis.
I am waiting for the good reply from you.こんにちは。
あなたが扱っている商品に興味があります。
まとめ買いには対応していますでしょうか?
取引が可能ならば、継続的に仕入れをしたいです。
良い返信をお待ちしております。

 

相手からの返信

Please see our attached wholesale pricing and information.
I look forward to working together. Please let me know if you have any questions.
We can ship directly to you.添付の卸売価格と情報をご覧ください。
一緒に働くことを楽しみにしています。 ご質問があればお知らせください。
私たちはあなたに直接出荷することができます。

 

こちらからのメール

Thank you for your email. We have been selling in Japan for a long time and perform really good.
Also, we have a US address. We are considering about purchasing with a small number at first and gradually increaseing it.
So, we would like to purchase 10 PCS. If you do not mind, please send us an invoice and PayPal’s bill.
Our US adress is here:<住所>こんにちは、ありがとうございます。
私たちは、日本での長い販売経歴を持っていて実績も高いです。また、私たちは米国の住所を持っています。
最初は少ない数で購入して、徐々に数を増やしていきます。ですから、我々は10PCSを購入したいです。
よろしければ、請求書とPayPalの請求を送ってください。アメリカの住所はこちらです。

 

相手からの返信

I sent you an invoice with PayPal. Please check it.

PayPalで請求書をあなたに送りました。よろしくお願いいたします。

 

こちらからのメール

We paid with PayPal. Please confirm it.
Could you send it to this address and name.
Once when you shipped, I appreciate if you let me know the tracking number.PayPalで支払いました。ありがとうございます。
こちらの住所と名前宛に送ってください。
発送が終わりましたら、トラッキングナンバーを教えてもらえると助かります。

 

相手からの返信

We’re sending out 10PCS to you.
They will be arriving this week.  Thank you.私たちはあなたに10PCSを送っています。
今週到着すると思います。よろしくお願いします。

 

非常にスムーズなやり取りパターンですね。

最初から前向きな交渉先、または規模の小さな交渉先の場合は
このようにするすると成約することも結構あります。
全部がこうだったら最高なんですけどね^^

交渉を断られる例

①日本に代理店がある場合

私たちは、すでに日本に正規代理店があります。ですからこちらに連絡してください。

We already have an authorized distributor in Japan. So please contact it.

 

→この場合は、この時点で諦めるか、
代理店の連絡先などを聞いて代理店に交渉してみるかになります。
代理店に交渉をして良い条件で仕入れられることもありますので
完全に諦めるのは勿体無いかも。
念のため追って良いと思います。

②卸はしない場合

私たちは小売店です。ですから卸取引に興味がありません。

We are a retail store. So, we’re afraid that we are not interested in wholesale.

 

→この場合はさらに交渉しても実りがないことが多いです。
そもそも規模が小さいor専門性がないことが多いので
この時点で諦めても良いですね。

③在庫が少ない、または在庫がない場合

私たちは、在庫を多く持っていません。ですから大きな取引には応じられません。

We do not have many stocks. That’s why we can not accept big dealings.

 

→この場合は、応酬する価値ありです。
今在庫がないなら取り寄せはできないのか?
前もって言えば用意しておいてくれるのか?
この辺りを確認しても良いでしょう。
また、時間を空けて再交渉すると成約する可能性もあります。

④日本に送ってもらえない場合

私たちはアメリカ(またはヨーロッパ)の会社にしか販売しません。

We sell only to companies in US (or Europe). We do not send our baggage.

 

→この場合は販路のことを言っているのか、輸送のことを言っているのか、
はっきりとしないですね。
ですから、もう少し突っ込んだ確認が必要です。
輸送の問題ならば転送会社で解決できますから、
ちゃんとその辺りを詰めてみましょう。

長いメールが返ってくるパターン

Dear ●●

Thank you very much for your email.

To be able to grant our B2B conditions we would like to inform about the following terms and conditions:

– let us have a copy of your trade certificate and a valid VAT-number
– ensure a first order value of at least ●●USD
– ensure an order volume of at least ●●USD per year

Depending on your order volume we are able to grant different levels of conditions.

In general we expect you to let us have an approximate overview of the articles you plan to order.

As soon as we receive the requested documents we’ll send the distributor contract by email to your attention.
With your duely signed contract we are able to adjust your personal account in our shop allowing you to benefit from reduced purchase prices.

We stock ●● items and send some thousands orders daily to approx ●● clients worldwide.
It is obvious that we purchase ourselves on a weekly base nearly.
Therefore our prices are based on a short term calculation and are neither fix nor predictable.
We do not have an official price list. As the online market has got a lot of movement,
prices may change any moment, depending basically on offer, demand and exchange rate.

In case of further questions or enquiries please feel free to contact us again.

Looking forward to reading from you soon.

Kind regards,

 

●●さん

ご連絡ありがとうございます。

B2Bの条件について、以下の利用規約をお知らせしたいと思います。

– あなたの証明書と有効なVAT番号のコピーを送信してください
– 1回目の取引について、最低●●ドルの注文を約束してください
– 1年間の取引について、最低●●ドルの注文量を約束してください

ご注文数に応じて、さまざまな規約を追加することができます。

ひとまず、あなたのおおよその注文予定量を概要をお知らせください。

必要書類を受け取るとすぐに、電子メールで代理店の契約書をメールで送ります。
あなたが契約に正式に署名すれば、
私たちはディスカウント価格が使用できるあなたのアカウントを作成することができます。

私たちは●●アイテムの在庫があり、世界中の約●●社の顧客に毎日何千もの注文を送ります。
私たち自身、ほぼ毎週購入することは明らかです。
ですので、わたしたちの価格は短期的な計算が元になっているので、
変えたり、予測したりすることはできません。公式な価格リストはありません。
オンライン市場は動きが大きく、価格はオファー、需要、為替レートによっていつでも変わる可能性があります。

ご質問は、お気軽にお問い合わせください。

お返事お待ちしております。

 

英語が苦手な方はこの時点で引きますよね笑
(僕もです)

このようなメールが来た場合は
少数のラリーでは全ての項目を解決できないので
一つずつ地道に認識を共有していきましょう。

この場合ですと、まずは相手が求めている情報を用意し
それを返信する。

そこで共有できなかった部分をさらに掘り下げて交渉し
全部クリアになるまでやり取りを続ける感じですね。
このような返信はある程度の規模のメーカーなどの場合が多いので
やり取りを何度もする価値はあります。
(簡単に取れるところは納期も適当だったりしますので^^)

さらに言えば、このような返信がある

すでに日本へ卸した経験が何度もある。

ことになりますから、ちゃんとやり取りして
条件さえ合えばまず100%成約します。

長文が帰って来たら『うわ・・・』じゃなくて
『やった!』と思うようにしましょう。

以上です。
他にも何か分かりやすい例文があったら
随時追加していきます。

参考になると幸いです^^

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信頼できるネットショップの見分け方【欧米輸入】

 

メーカーへの交渉であれば、
最初からある程度の信頼がありますので
『このメーカーは大丈夫か?』などと判断する必要はありませんが
ネットショップへの交渉の場合は、
本当にお金を払っても大丈夫か不安なときがありますよね。

事実、稀に悪質な詐欺サイトがあることも確かですので
お金のやり取りをする前にしっかりと
そのショップの安全性を確認したいところです。

ということで、今回は信頼できるネットショップの見分け方
について解説しようと思います。

『scamadviser』を利用してショップの信頼度を図る

ショップの信頼度を図るサイトはいくつかあるのですが
現状その中で使い勝手が良くて、精度も信頼できるのが

SCAMADVISER.COM

というサイトになります。

実際に使いながら解説します。

トップページを開くと、
以下のような検索窓があると思います。

こちらにチェックしたいショップのURLを入力して
検索をするだけです。

試しにこちらのショップで検索をしてみましょう。
bhphotovideo.com
すると以下のような結果が返ってきました。

このように、問題がないと判断されたサイトの場合、
『High Trust Rating. This Site Looks Safe To Use.』
という文言が表示されます。
(下のメーターのような部分でも信頼度を表示しています)

評価水準が80%を切ると
以下のような画面が表示されます。

80%以上の水準でない場合は
少し注意した方が良いかもしれません。

ちなみに、Amazonで検索をしてみると
このような結果が出ます。

危険だという判断です笑

明らかに良いサイトでもこのような結果が出ますので
あくまでも参考程度に考えてください。

また、このサイトでショップを調べると、
該当ショップの住所も表示されることがあります。

表示された場合は、Google earthなどで
周りの環境を見ておくと良いと思います。

あまりにも変な場所にある場合は
要注意ですね。
(僕は過去に砂漠の中にあるショップを見つけたことがあります笑)

またDomain Ageでドメインを取得してからの期間を
確認することができます。
上記の場合は、21年以上前にドメインを取っていることになります。
ドメインは転売できますから完全に参考にはなりませんが
一つの判断基準にはなりえますね。

『trustpilot』を利用してショップの信頼度を図る

先ほどの『SCAMADVISER.COM』とほぼ同じ機能ですが、
もう一つ信頼できるサイトがありますのでご紹介します。

TRUSTPILOT

使い方は『SCAMADVISER.COM』とほとんど同じです。
トップページに検索窓がありますので・・・

こちらに調べたいショップのURLを貼り付け、
検索をしてください。

先ほども使わせてもらった
bhphotovideo.com
のURLで調べてみると・・・

このように星の数で結果が表示されます。

星が4つ以上ならば安全。
と考えると良いかと思います。

ちなみに、またAmazonを検索してみると・・・

今度は比較的良い評価でした笑

このように、両サイトで異なる結果が出ますので、
どちらも確認して総合的に判断すると良いかと思います。

あくまでも判断の補助に当たるサイトですので
鵜呑みにしすぎない方が良いですね。

信頼は時間をかけて作り上げていこう

お金を支払う取引ですから、
特に最初のうちはかなり慎重になると思います。

しかし、100%信頼できる状態で取引をするのは
ほぼ不可能と思ってください。

どこまでいっても不安な部分は残ってしまいますから
ある程度安心材料が揃ったら取引を開始してしまいましょう。

何度かやり取りをして、初めて信頼できるようになります。
(それは相手も一緒)

最初から大量ロットで取引をする必要はありませんから、
仮に何か問題が起きたとしても、損失は数万円だと思います。

交渉というビジネスモデルを扱っているレベルで、
数万円の損失は、かすり傷みたいなものです。
リスクでもなんでもありませんので、
もし何かあったらそれも経験。ぐらいの気持ちで
取引をしていくと良いでしょうね。

ですから、今回紹介したようなサイトを使って
ある程度の評価をチェックし、
後は他の記事で解説したように

・電話番号はあるか?
・住所は変な場所ではないか?
・Amazon、eBayの評価はどうか?
・PayPal決済ができるか?

などを踏まえて判断するようにしてください。

まぁ、だいたい初心者のときは気をつけるのが普通なので
あまり大きなミスはしないので、安心してください。

慣れてきた頃に大きなミスをする人が多いので
(僕もそれを何度も経験しました・・・)
そのぐらいの方が気をつけるべきことかもしれませんね!

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