欧米を中心とした輸入ビジネスで日々の「成功したこと」「失敗談」「お役立ち情報」などをけっこうそのまま書いています。夢はビジネスをしながら世界を旅すること。

「輸入ビジネス『総代理店ビジネス』シリーズ」(まとめ)

すぐに販売編

海外メーカーの独占販売権をとって、
日本で総代理店として販売していくときの
話です。

何ごともメリット、デメリットがありますが、
今日はメリットについてお話します。

まず、シンプルなメリットですが、

自分で商品を作らなくてもよい

ということです。

通常であれば、
製品を作るとなると

市場調査→企画→設計→
デザイン→試作品作成→
改善→テスト販売

などいろんな工程があります。

そして、商品を検品して
販売できるようになります。

箱などのデザインや制作も必要ですね。

ですが、代理店ビジネスが
海外メーカーの商品をそのまま販売するので
そういった工程がいりません。

海外メーカーが試行錯誤しながら
製造して改善を繰り返した商品をすぐに販売することができます。

販売するまでに、初期費用がかかりませんし、
海外のレビューを確認することで
品質がある程度、確保された商品を販売することができます。

通常であれば、
たとえば、中国の工場に発注してお金を払う。
そして、出来上がったらまたお金を払うといった流れになります。

キャッシュフロー的にも大変です。

こういったこともなくて、
すぐに販売できるというのは大きなメリットになります。

シンプルなメリットですが、
これは大きなメリットなのでお話させていただきました。

というわけで、
代理店ビジネスのメリットのすぐに売れることについてでした。
参考になれば、幸いです。

ブログに来てくださいまして、ありがとうございます。
当たり前に思えることも、見方を変えるとありがたさも見えてきます。

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初期費編

何ごとにも、メリット、デメリットがあります。

たとえば、OEMで自分で商品を開発する場合、
自分で工場を選定したり、
自分の思ったとおりに改良して商品を作ることができます。

一方で、総代理店ビジネスの場合は、
海外メーカーが作った商品をそのまま売るので
そういった選択はできません。

ですが、逆に工場を選定したりする手間もありませんし、
初期ロットを発注して商品を作ったときに、
思った通りの商品ができない
売れなくて在庫があまってしまう
といったリスクは少なくてすみます。

海外メーカーのロットのしばりもありますが、
大抵の場合、テスト仕入れに応じてくれます。

まずは、10個、20個といった少量を仕入れて
テスト販売します。

そこで、売れるようであれば本格的に仕入れをしていきます。
なので、OEMのように最初から大きな金額を使って
商品を作るというよりは、リスクが少なくてすみます。

何事も一長一短ですが、
リスクを少なくとりたいときは、海外メーカーの商品を
テスト仕入れする方法もおすすめです。

というわけで、総代理店ビジネスのメリットについてでした。
参考になれば、幸いです。

ブログに来てくださいまして、ありがとうございます。
復活できるくらいに、リスクを取るのも技術の一つです。

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成功の流れ編

これは、コンサルティングを長くさせてもらってきて
気づいたことです。

まず、1つ目の流れとしては

最初の商品は、そこまでうまくいかない

というものがあります。

一生懸命して、リサーチして総代理店契約や
独占販売契約を結んだとします。
ここでホッとしてうれしいですよね。

そこで、商品ページをかけて
広告をかけます。

そこそこの売れ行きで月に30コ、50コと売れてはいくのですが
なぜかヒット商品までには至りません。

原因としては、市場が小さすぎてニッチすぎる、
ライバルが強すぎる、商品に特徴がない
といったものが多いです。

次に、2つ目の流れとして

もう一度、リサーチし直す

ということです。

ここであきらめずに、もう一度リサーチして
今後は市場調査や競合調査を行います。

一度うまくいかなかった経験があるので、
目が肥えています。

肥えた目でリサーチすると見つかる商品も変わってきます。

そして、3つ目の流れとして

2個目、3個目の商品でヒットする

ということですね。

失敗を良い経験として、
その後の商品でうまくいく方が多いです。

こうなると、1つの商品で月利30万円〜50万円とヒットすることがあります。
すごい方では、1つの商材で月利100万〜400万といく方もいます。

でも、こういった方も最初からうまくいったわけではありません。
あきらめずに、リサーチを続けて販売を続けたから今があるわけですね。
こういった方をそばで見ていると、ほんとかっこいいなーと思います。

何ごとも諦めないことが大事ということで。

というわけで、総代理店ビジネスでうまくいく方の特徴でした。
参考になれば、幸いです。

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リサーチの流れ編

これまで長くコンサルティングをさせてもらってきて、
うまくいっている方の特徴についてお話させてください。

まずは、1つ目のステップとして

好きな商品、趣味の商品から販売

というものがあります。

もちろん、代理店ビジネスにおいて自分の興味がある商品を販売するのは
大事なんですよね。

でも、それが偏りすぎていて
たとえば、水泳が好きな人が水泳キャップ、
スキーが好きな人がスキーの道具、
といったようにシンプルに直結してしまうと範囲も狭くなってしまいます。

また、「とりあえず海外で売れている商品ならなんでもいいか」
という気持ちで、とりあえず代理店契約をとってしまおう
というパターンもあります。

次に、2つ目のステップとして

リサーチをやり直す

ということですね。

1つ目の商品がそこそこ売れたのですが、どうも伸びません。
そこで、もう一度初心に戻ってリサーチをはじめます。

そのときに、いったん自分の好きや趣味はおいておいて、
市場調査、競合調査からはじめます。

そして、お客様目線でリサーチして
レビューを読んで、お客さまが欲している内容を理解します。

そして、その欲している内容のところにスペースがあれば
そこにポジショニングを取ります。

こういったリサーチができるようになります。

最後に、3つ目のステップとして

興味があることに気付く

こうやって見つけた商品が
「あ、そういえば、この商品は興味があるなー」
というぐらいの感覚になります。

たとえば、昔音楽が好きだった方が、楽器を扱ったり。
昔バイクに乗るのが好きだった方が、バイク用品を扱ったり。
整理好きの方が、整理するアイテムを扱ったり。

自分のもっと深いところで興味があることに関連する商品にめぐりあいます。
そうすると、あとで振り返ってみるとそのジャンルに興味があったことに気付きます。

こういった流れの方が多いです。
これは、あくまでも私がこれまで数年にわたってコンサルティングをさせてもらってきて
気づいた傾向ですので、これが正解というわけではありません。
いろんなリサーチ方法があるのでご自分でも工夫してみてくださいね。

というわけで、総代理店ビジネスのリサーチについてでした。
参考になれば幸いです。

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リサーチの基本編

まずは、大きなポイントを抑えましょう。

その商品の以下のポイントを見ていきます。

市場の大きさ
まずは、市場の大きさです。
どんなに頑張って、そのジャンルで一位になっても
市場が小さければ、上限も小さいです。

1つの商品で頑張って、
最高の月商が10万円の商品よりも、
最高の月商が1000万円の商品をやったほうがよいです。

競合の強さ
次に、競合商品の強さです。
たとえば、市場が500万円のものであっても、
競合が多くて、相手が強い市場と
競合が少なくて、相手が弱い市場があります。

相手が弱い方が販売しやすいです。

お客さまの気持ち
次に、お客さまの気持ちです。
その商品でどのようなことを求められているかを
調べます。レビューを読み込むことから始めます。

強み
そして、商品の強みです。
どんな商品なら競合に勝てて、お客さまのニーズを満たせるかを考えます。
そして、そのような商品を見つけていきます。

このような流れになります。

勘にたよったリサーチはよくありません。
きちんと基本に忠実にやっていきましょう。

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売れやすい商品編

今日はリサーチの実践的な内容になります。
うまくいきやすい商品の特徴についてお話します。

まず、1つ目としては

日本で並行輸入品がポツポツ売れている

ということです。

たとえば、Amazon.jpでタイトルが英語だけのような
商品ページや簡素なページでも月に3、4コ売れているような商品です。
無在庫セラーが販売していて売れている商品も良いですね。

こういった商品を
自分が正規代理店としてしっかりとしたページを作り、
集客をすれば売れる可能性は高くなります。

次に、2つ目としては

そのジャンルの商品が売れている

ということです。

たとえば、Amazonや楽天の小カテゴリーで見たときに、
上位の商品が大カテゴリーでも売れているようなものです。

例:小カテゴリー 1位の商品↓
大カテゴリー スポーツアウトドアで1000位

といった商品ですね。

このようなジャンルは市場があるのでチャンスも大きくなります。

最後に、3つ目としては

知る人は知っているブランド

ということです。

たとえば、
GoogleやInstagramなどで検索したときに指名検索のあるブランドや
メーカーです。
山登りをする人の中では、そのジャンルに詳しい方は知っているブランド。
自転車好きの中では、知っている人は知っているブランドといった感じです。

こういった商品はもともと固定のファンがいるので売りやすくなります。

まとめますと
売れそうな気配があるか、市場があるかどうかが
まずはポイントになります。

以上で、総代理店ビジネスでうまくいきやすい商品についてでした。
参考になれば、幸いです。

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不良率の低さ編

Amazonや楽天販売での不良率、返品率の低さ
周りの中国OEMをしている
物販仲間の話だと、
特に家電系の不良率が多いという話を聞くんですよね。

不良率が1〜2%あるのはよいほうで
多いときは、5%位あるときもあるそうです。

こうなってくると、
返品の対応も大変ですし
返品があった分のコストもかかります。

なので、工場の選定や
検品の方法などが大事になってくるそうで。
これは商品にもよりますが
このような状況らしいです。

一方で私は
これまで海外メーカーの総代理店として
独占販売権を獲得して
5社ほどのメーカー商品を日本で販売してきました。

状況としては、
返品や不良品はめったにないんですよね。

検品などはそこまで厳密に行っていないのですが
もともと品質がよい商品ばかりあつかっているので
このようになっています。

おかげさまで、
返品対応やクレーム対応は少ないので
助かっています。

このように、代理店ビジネスは
品質の良い商品のメーカーになると
返品対応が少なくてすむのでメリットになります。

扱っている商材にもよりますが
改めて、ありがたいことです。

もちろん、メーカーが間に入るので
その分、自分で作るよりも値段が高くなりますが
品質の良い商品を検品しなくても
普通に販売できているというのは
安心感もあって良いことだと思っています。

というわけで、
総代理店ビジネスのよいところについてでした。
参考になれば幸いです。

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好きなもの編

 

転売からスタート、そして魅力のある総代理店ビジネス
欧米輸入ビジネスの場合、
最初は転売からスタートします。

海外のAmazonやeBay、ネットショップなどから
仕入れて、日本のAmazonなどで販売する方法です。

そして、それに慣れてくると
今度は海外メーカーやネットショップから
卸取引をしてまとめ買いするようになります。

ここまでいくと、利益も上がって
手間も減ってきます。

そして、次のステップとしては
開会メーカーと総輸入代理店契約を結んだり、
商品の独占販売権を獲得して
自分の選んだ商品に注力して販売していくビジネスモデルです。

総代理店ビジネス向けの商品の選び方
このときは、単純にツールなどで
売れている商品を探すのではなくて、

自分の頭で考えて、
自分の戦略に基づいて、
商品を選んでいきます。

・需要と供給のバランス
・競合との強さや差別化要素
・商品の特徴
・ターゲット
・価値提供できること
・販売の方法

などです。

自分で商品を選べるということは、
自分の得意ジャンルの商品や
自分の好きな商品を販売することもできます。

自分が好きな商品の例
たとえば、好きなものと
その関連商品でいえば、

・料理好き→調理器具

・犬好き→ペット用品

・運動好き→筋トレアイテム

・音楽が好き→音に関するもの

といったものです。

好きなことって
自分では当たり前すぎて
気づかないものです。

自分が得意なもの、
興味があるもの、
好きなものであれば、
売るのも楽しくなりますよね。

これも、代理店ビジネスの魅力の一つです。

転売からスタートして、
やがてこういったビジネスモデルにもたどり着けます。
今後の方向性の参考にしてもらえると幸いです。

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検索キーワードがあるもの編

商材選びは、ホント大事です。

商材選びで、7割くらい決まるといっても
過言ではありません。

それで、商材選びのコツなのですが、

Amazon、楽天で販売するなら
まずは、

「検索キーワードがあるもの」

を選んでいくのがおすすめです。

たとえば、商材の例でいくと

◯ ドライバーセット→キーワードがある

✕ 七色に光るドライバー→キーワードがない

となります。

「七色に光るドライバー」は、珍しい商品ですが、
その商品をあることを誰も知らないので、検索はされないんですよね。

検索キーワードもありません。

こういった商品を最初から扱うと、
ハードルが高くなります。

なので、まずはシンプルにその商品を探すときに
思い浮かぶキーワードがあるものを選んでいきましょう。

商材選びはホント大事なので、
参考になれば、幸いです。

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海外での売れ行き編

Amazonや楽天で一般販売するなら、
海外のAmazonですでに売れている商品がおすすめです。

理由をお話していきます。

品質が安定している
まずは、品質です。
Kickstarterなどのクラファンサイトで売れている商品だと、
その商品が実際に販売に移ったときの品質なのかが分かりません。
米Amazonなどで売れていて、レビューがついていれば、
レビューの評価を見て、品質を判断することができます。

レビューの数で売れ行きが分かる
次に、売れ行きです。
これもレビュー数で、売れ行きを予測することができます。
直近の売れ行きが良いのも大事ですね。

レビューの内容でお客さまの気持ちが分かる
最後に、レビューの内容です。
マーケティングでは、誰に、何を売るかがとっても大事。
レビューの内容を見ることで、どんなお客さまが
どんな理由で購入されているかを予想することができます。

このような理由で
実際に販売されているものを、商材として扱うのをオススメします。

というわけで、
総代理店ビジネスの商材選びのコツでした。
参考になれば、幸いです。

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長続きの秘訣編

総代理店ビジネスで、
メーカーと上手に付き合っていく秘訣です。

相手の立場になって考える
まずは、相手の立場になって考えるです。
自分がメーカーの立場だったら、
どう言ってほしいか?
どんなふうに取引してほしいか?
を考えます。

そうすると、答えも見えてきます。

普段からのコミュニケーション
普段からの会話のキャッチボールも大事です。
仕事の話ばかりにならずに、
プライベートな話題もしていきましょう。
メールだけだけよりもZoomで。
Zoomだけよりも実際に会ったほうがよいです。

日本での販売実績を伸ばす
そして、販売です。
ご自分の販売力を上げていきます。
そうすれば、メーカー自身が日本で売るよりも
代理店に任せておいた方が良いということになります。

情報を共有してパートナー関係に
信頼関係ができてきたら、
意見交換も行っていきましょう。
日本のマーケットの話しをして
こういうアイデアもよいですよといった提案もよいでしょう。
情報交換することで、信頼関係もつよくなっていきます。

 

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素直編

おかげさまでコンサルティングをこれまで
10年近く行ってきて、
200名以上の方とお話してきました。

その中で分かったことがあります。

結果が出やすい人の特徴として

素直に実行する

ということです。

具体的な例をお話します。

Sさんの週報の内容です。

「おはようございます!
月曜日なので週報のご報告をさせて頂きます。

先週は
なぜ調子がよいか考えてみるとよい
とのアドバイスを頂きましてありがとうございました。

下記の理由で調子が良いと考えたのでフィードバックします。

・毎日同じ時間に起きて、同じ時間に仕事がするのが習慣化できている
・オンオフの切り替えがしっかりできている
・仕事が終わったらリラックスできている
・物やタスクを減らしてシンプルに生活できている
・睡眠・食事・運動がしっかりできている

ラッコさんにアドバイスいただいたことが
調子の良い要因となっていると思いました。
いつも的確なアドバイスを
いただきましてありがとうございます!」

といった内容です。

ほんとすばらしい内容ですよね。
私のアドバイスはたいしたことはないのですが、
すぐに実践されるSさんの行動力と素直さです。

こういった方は、
本当にお伝えしたことをどんどん吸収していかれます。

同じことを伝えても
「これは自分には関係ないな」
「これは自分ができているな」
という考え方だと、
身につきません。

素直さというのは、本当に大事な要素なので
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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良いところ編 月利460万


昨日は、コンルティングのクライアントさんより、
うれしいご報告をいただきました。

この方は、ご自分の好きなジャンルの商品を扱っておられて、
いつもお客さまのことを考えて、商売をされています。

本当にステキな、商売人だと思います。
お話しているだけでも、ビジネスを楽しみながらされているのが伝わってきて
とても楽しくなります。

それで、利益と内訳をお聞きしてみました。

【 月利460万円のご報告の内訳 】

内訳は
総代理店ビジネス:1商品 7割
0EM商材:1商品 1割未満
とのことでした。

このように商品数が減ると、管理も楽になります。
在庫も減って、お金も残りやすいです。

また、何より商品が少ないと、1つの商品に集中できるので
仕事もやりやすいですし、スキルも上がりやすくなります。

あとは、一番大きいのは、
自分の好きな商品を扱って、お客さまに喜んでもらえると
単純にうれしいですよね。

こういったメリットがあります。

というわけで、総代理店ビジネスのよいところでした。
参考になれば、幸いです。

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