欧米を中心とした輸入ビジネスで日々の「成功したこと」「失敗談」「お役立ち情報」などをけっこうそのまま書いています。夢はビジネスをしながら世界を旅すること。

輸入ビジネスのQ&Aシリーズ(ペンの輸入販売)。

こんばんは。

【 頭の休憩 】

週に1回は、ゆっくり休みをとったほうが
頭も体もリフレッシュしますよ。

また、定期的に作業をとめて
ゆっくり先のことを考えることも大事。

あなたはしっかり休めていますか?

さてさて、輸入ビジネスの方ですが
今日はいただいたご質問にお答えしていきます。

【 輸入ビジネスのQ&A ペンの輸入 】

ご質問です。

「ペンやインクは、発火性の問題で輸入できないのでしょうか?」

とのことです。

––––––––––––––––––––––––––––––––

そうですよね。これって難しいですよね。

ペンやインクは身近な商品ですが、

「アルコールが入っている」
「危険物扱いされるかもしれない」

といった話を聞くと、

「税関で止められないか」
「航空便で送れないのではないか」
「知らずに輸入してトラブルにならないか」

と、不安になりますよね。

特に輸入初心者の方にとっては、
どこを基準に判断すればいいのか分からない
というのが一番の悩みだと思います。

「水性なら全部OKですか?」
「ゲルインクは安全ですか?」
「アルコールマーカーは絶対ダメですか?」

といったご相談も良く聞きます。

1 判断基準は「水性・油性」ではなく「引火性」

まず大切なのは、 水性か油性かではなく、
引火性があるかどうかで判断することです。

その判断に使うのが、
メーカーが発行する SDS(安全データシート) です。

SDSを見ることで、
・引火点があるか
・危険物に該当するか
・航空輸送(IATA)や海上輸送(IMDG)の制限
を確認できます。

2 比較的問題になりにくいペン・インク

一般的に、次のような商品は
非危険物として扱われるケースが多いです。

・水性ボールペン
・水性インク
・一般的なゲルインク
・非アルコールの水性マーカー

これらは引火点が設定されていないことが多く、
航空便でも輸入できるケースがほとんどです。

※ただし、最終判断は必ずSDSで。

3 注意が必要なペン・インク(特に航空便)

一方で、注意が必要なのが次のタイプです。

・油性マーカー
・アルコールマーカー(コピック系など)

これらはアルコールなどの可燃性成分を含むため、

・危険物扱いになる可能性が高い
・航空便ではNGになることが多い

という特徴があります。

ただし、 航空便が使えないだけで、
船便なら輸入できる場合もあります。

とはいえ、

・書類が増える
・コストが上がる
・難易度が高い

ため、慣れていない場合は避けるのが無難です。

というわけで、
ペンやインクの輸入は、
正しく判断すれば問題なく行えます。

大事なことは、
・SDSを確認すること
・引火性の有無で判断すること
・SDSが出せない商品は扱わないこと
ですね。

「水性・非アルコール」から始めるとよいですね。

参考になれば幸いです。

ブログに来てくださいまして、ありがとうございます。
ちょっとずつ、行動しながら知識をつけていくとよいです。

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