インボイスをもらったときにチェックすること。
- 2017.12.28
- 輸入ビジネス 交渉全般 2 欧米輸入 中級/交渉
こんばんは。
たいていの場合、
冒頭にしょうもないお話を
いつもしているのですが、
どうやら、この部分を気に入ってくださる方が
多いようです。
ですが、
ご存知のように
この部分は内容が自由すぎて
まったく中身のない話であります。
なかには、
このしょうもない話の方が楽しみで
肝心の中身のところが
頭に入ってこないという方もいるようです。
(だいぶマニアの方です。)
それって、
作者としては
どう受け取ればよいのでしょうか。
だいぶ複雑であります。
しかも、
常連さんにしか分からないと思いますが、
いつの間にか、クセで自分のことを
「作者」と呼んでしまっています。
さてさて、
海外の取引先と交渉をしているとします。
それで、
話が進んできたら
「インボイスを送ってください」
といって見積書件請求書のような
書類をメールで送ってもらいます。
この場合、
ちょっとした注意点があるんですが
余計は費用が入っていないかを
チェックするということです。
まずはPayPalの手数料です。
通常、PayPalの手数料は
売主が負担します。
4~5%くらいになることが多いですが、
これがインボイスに
含まれていることがあります。
相手の方針で毎回PayPalの手数料を
とっているところもありますが、
商品の値下げに応じてくれない場合、
ここを売主負担してもらうという
交渉の仕方もあります。
商品代が安くならなくても、
場合によっては、
こういった手数料や送料で
値引きしてもらうこともできます。
ほかには、VATもそうです。
これは、
ヨーロッパ内での取引のときに
かかる税金のことです。
ヨーロッパから日本に輸出するときには、
VATはかからないのですが、
ユーロッパ圏外への輸出に慣れていない
メーカーや卸先はいつもどおりの
テンプレートで、VATを含めて計算していることがあります。
このような場合は、
きちんとVATがかからないので、
この部分を省いてくださいと頼めば
省いてくれます。
こういったことに気づかないだけで、
本来なら利益が取れる取引も
利益が出ないと勘違いして
あきらめてしまうのは
ほんともったいないことですよね。
なので、
商品代以外にも
インボイスの中身はチェックして、
気になるところは相手方に
聞いてみることをおススメします。
他に人があきらめたものが
自分だけうまくいけば
それだけで
差別化にもつながりますからね。
というわけで
バイキングのことではなく、
「インボイス」
についてお話でした。
参考になれば幸いです。
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