交渉のその先にあるものは。
- 2018.05.04
- 輸入ビジネス 交渉全般 2 欧米輸入 中級/交渉
- 輸入ビジネス
こんばんは。
以前、手軽に食べやすくて
簡単に野菜が取れる
野菜について
お話しさせていただきました。
(注意:輸入のブログです。)
それで、
そのときに私の中で決まったのが
ミニトマト 最強説
ですね。
それで、その説を提唱してから
ミニトマトを食べるようにしているんですが、
やっぱり食べやすくて
簡単に野菜が取れます。
なにより皮をむかなくてよいですし、
包丁を使わなくてよいのが
まさしく最強
と呼ばれる理由ですね。
地味に続いていますので
これも続けていくことにします。
なお、最近では
レタス 第2位説
も浮上しております。
(どうでもいい話で
いつもすみません。)
こちらは、現在検証中なので
様子を見て
またお話しさせてください。
さてさて、
輸入ビジネスの交渉について
お話しさせてください。
まずは基本としては、
自分が仕入れたい商材を
選定します。
そしてその商材を扱っている
メーカーや代理店を探していき、
そこにコンタクトを取っていきます。
最初の頃は、
まとめて買うので安くしてくださいと
いったボリュームディスカウントや
相手のとってのメリットを提示して
取引をしてもらうように交渉していきます。
それでなんですが、
取引ができたとして
そこからが本当のスタートなんですよね。
ここで終わってしまうと
他の人たちと
同じになってしまいます。
リサーチして、
メールしてというだけなら、
単なるテクニックによるものです。
交渉がうまくいっても
思うように利益が伸びないという方は
こういったところで
終ってしまうケースがとても多いです。
本当はそこからが始まりで、
その仕入れ先が扱っている商品を
深堀したり、関連商品を調べて
さらに取引量を増やしていきます。
ある程度商材のジャンルが
固まってきたら
販路も増やしていきます。
そのやり取りをする間に、
相手の立場になっていろいろな提案をしながら
感謝の気持ちを伝えて
徐々に信頼関係を構築していきます。
そうやっていくうちに
さらに良い条件ももらえるようになりまし、
ビジネスも広がっていきます。
先日も、
ヨーロッパから取引先の社長が
日本に会いに来てくださったというお話を
させてもらいました。
ここまで信頼関係ができて、
(冗談も言い合えるくらいに)
仲良くしてもらえるようになると
価格についても何も言わないでも
相手の方から下げてくれるようになります。
取引の条件も相手の方から
私だけにどんどん特別条件を提案してくださいます。
先日は私専用の倉庫を
わざわざ増設してくださいました。
日本で私が競合会社に勝てるように
もっと売り上げが上がるように
一緒に考えてくださいます。
いろんな商品を提案してくださいますし、
パートナー関係で
日本や海外でいっしょにできるビジネスも
提案してくださいます。
ほんとありがたいことです。
これって
普通では考えられないことですよね。
もちろん私の方からもどんどん提案していきます。
今度はこの取引先との受発注が簡単にできて、
共有できるような
簡単なシステムを作ろうと思っています。
ここまでの関係になってくると
最初のような
「安くしてください、取引させてください」
といったフェーズではなくなってきます。
もはや
交渉という
言葉もふさわしくない気がします。
単に売る側と、
買う側という関係ではなくて
パートナー関係になってきます。
では、どうやったらこのように
信頼関係が構築できるのか?
ですよね。
これが、
決まった法則はないんですよねー
算数のように
1+1=2
というような決まった計算はできません。
人と人の関係なので
毎回毎回
その人によって状況は変わってきますし、
いつでも感覚的で、
目には見えない物ばかりです。
これを無理に公式にはめようとしたり、
機械的にしようとしても
できるものではありません。
ツールを使ったり、
計算式で利益率を
計算したりするようなものでもありません。
相手が人の心ですからね^^
大事なことは
そんな法則をむりに
見つけようとするものではなく
もっと違うところに
目を向けるべきなんですよね。
日本人だから、外国人だからというのではなく
一人一人ときちんと向き合って、
相手の立場を考えて、
普段から積み重ねていくことが
大事と思っています。
逆に、
「こうやって、こうやって、
こうすれば信頼関係が構築できる」
というような法則があったら
怖いですよね^^
そんなものがなくて
目に見えなくて
形のないものだからこそ、
貴重で価値のあることに思えます。
そして、その瞬間その瞬間の喜びを
国や文化の壁を越えて
共有できる人と
いっしょにビジネスができる。
これは、
自分にしかできない
かけがえのないものでは
ないでしょうか。
ブログに来てくださいまして、ありがとうございます。
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