ふと思い出した昔の話。
こんばんは。
ゴールデンウィークで
各地で渋滞が大変のようですね。
どこもにぎわっているようです。
大型連休は、みんなで同じときに、
同じところに行くので
混みあうのは仕方がないですよね。
連休中に読者の方からの
ありがたいメッセージを
いただきました。
輸入のブログをこれを励みにやっております。
ご感想の内容なのですが
「いつも楽しくブログを読んでいます。
とても勉強になります。
毎日楽しみにしているので、
やめてもらうと困ります。
寂しいのでがんばってください。
とくに最近は香港の弁当の話がすごくよかったです。
私もこのような話ができるように勉強していきます。」
あ、ありがとうございます!
これ、勉強するポイントが
若干違う気がするんですが、
大丈夫でしょうか。
もっと他にも
お話ししているつもりなのですが、
最近の一番良かった話が
「香港の弁当の話」
二番目によかった話が
「香港のエビワンタンメンの話」
とのことでした。
「エビワンタンが最後に
ゴロゴロ出てきたくだり」が
お気に入りとのことです。
とてもありがたいのですが、
だいぶ複雑であります。
どんどんブログの路線が
マニアックな方向へ行っている気がします。
さてさて、
ふと思い出してしまったことがあるので
今日は思い出話をさせてください。
私が会社員時代の話です。
会社の不動産活用の案件で
ある不動産会社の社長と
その方の事務所で
二人で打合せをしていたんですよね。
それですっかり時間も遅くなり
あたりは暗くなっていました。
打合せも終わったときに、
お礼を言って帰ろうとしたら
その社長に引き留められたんですよね。
そして、「ちょっとこっちきてみて」と
窓のところに呼ばれて
その事務所の窓から見える
そとの景色を見てみるように
言われたんですよね。
急に、訳がわからないじゃないですか。
いきなり呼ばれて
窓からの景色を見るように
言われたんですよね。
それで言われたとおりに
ビルの窓から外を見たら
車がたくさん走っている
景色が見えました。
夜だったので、
暗い街の景色に
いろいろな車のライトが
きれいに光って進んでいきます。
そこでその社長が
言われたセリフがあるんですよね。
その内容なんですが、
「私は仕事が終わってから、ここから
外の景色を見るのが好きなんだよね。
ここから景色を見てていると
たくさん車が走っているけれど
みんなが同じように、当たり前のように
規則正しく走っている。
同じように信号で止まって
同じようにスタートして、
その繰り返し。同じタイミング。
当たり前のようにその繰り返し。
それを見ていると
人間って不思議だなーと思うし、
面白いなーと思うんだよね。」
と言われたんですよね。
なんか深い話だなーと思って
聞いていて、
「たしかに言われてみるとそうかもしれませんね。
でもそんなこと言われないと気づきもしない話ですね。」
とお答えしました。
そして最後に、その社長が
「あんたは、一人でやっていってもきっとうまくいくと思うよ。
もし将来独立したい気持ちがあるなら
その気持ちは大事にするといい。」
と言われました。
そのときから
将来独立したいという気持ちがあったので
急に言われてびっくりしたんですが、
その言葉がすごく胸に響いて
今でも覚えているんですよね。
わざわざそんな話をしてもらって
ありがたい気持ちもありましたし、
なんとなく聞いていて
カッコよかったんですよね。
その当時はその言葉の意味が
ぼんやりとしか分かりませんでしたが、
今では少しだけ分かる気がします。
ほとんどの人は
みんながしているように
それと同じように行動している。
だれかが作ったルールを、
疑うことなく
自然に、当たり前のように
ルールに従って行動している。
そんなことに気づきもしないし、
考えもしない。
それが見ていて不思議だし、
人間って面白いなーと思うという
意味だったのではないでしょうか。
ビジネスをしていると
最初はほかの人のやっていることを
参考にしてはじめますよね。
それが基本になります。
でも一定の経験を超えると
自分で考えることが
必要になってきますよね。
本で調べたこと、
インターネットで検索したこと、
ほかの人から聞いたことだけが
正解ではありません。
周りのやり方だけが
当たり前と思うようになると、
それ以外に方法はなく、
それを疑うことをしなくなりがちです。
でもそれではほかのだれかが
通った道ですし、
その人の、
その人たちのルールです。
私の場合、せっかく自分で
自分のビジネスをしているなら
それだけとちょっと
寂しい気がするんですよね。
自分の道を自分の力で切り開いていきたいですし、
まだだれも踏み入れたことのない
前人未到の領域にも、やり方にも
挑戦していきたい気持ちがあります。
もちろん壁もあるでしょうが、
その分壁を超えたときの
充実感も
きっと大きいのではないでしょうか。
一度目を閉じて、
まったく違う
車の流れる景色を
想像してみるのも楽しそうですね。
ブログに来てくださいまして、ありがとうございます。
自分の道の先には、自分だけの景色が待っているはず。
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