昔、尊敬する厳しい上司から教わったこと。
こんばんは。
どうでもよいシリーズですが、
皿うどんってあるじゃないですか。
うどんが皿の上にのって、
野菜がたくさんのっているやつです。
あれが好きなんですよね。
そして、麺がパリパリのやつが
あるんですが、私はそれが好きなんです。
もともと、ちゃんぽんや皿うどんは
九州の長崎が発祥なんですよね。
昔、会社に勤めていたときに
長崎県出品の上司と、
昔皿うどんを食べたことがあるんですよね。
その方が、
皿うどんにソースとお酢をかけて
食べていたんですよね。
「は?? ソースと、お酢??」
って思いましたが、
それが本場の食べ方らしいです。
でも、
これがたしかに美味しいんですよね。
その上司は、当時会社でもトップクラスの役職で
仕事のスピードが尋常じゃないくらいに早くて
さらに完ぺきな内容で、結果にこだわる人でした。
仕事に対して
ものすごく厳しい方(鬼)だったのですが、
その中でも優しさがある方でした。
私が会社に入ったころ、
新人だった私がその方に
自分の意見をぶつけたことがありました。
それから、なぜか私のことが気になったらしく、
「面白いやつだ!」と
なにかにつけて、
指導(スパルタ)されました。
当時の役員が
新入社員にマンツーマン指導(スパルタ)です。
「若い社員はたくさんいるのに、
なんで自分だけこんなに絡まれるんだろう??」
と不思議に思ったものです。
でも仕事なので仕方ありません。
毎日毎日、
どんどん仕事を振られて
それをこなしていく
仕事の千本ノック
のようなものをこなしていきました。
一人会社に残って
残業することもよくありました。
社会人としての一般常識、
挨拶、礼儀マナーなどにも
めっちゃ厳しかったです。
その方は
残念ながら、もう他界されたのですが、
今ではいろいろ教わってよかったと感謝しています。
今でも私の
社会人としてのマナーや考え方、
仕事のやり方のベースに
なっています。
さてさて、
このまま輸入ビジネスの話をさせてください。
それで、
その方が良く言われていた言葉があるんですよね。
それは
「巧遅拙速」
という言葉です。
丁寧で遅い仕事をするよりも、
変化の激しい今の時代は
粗削りでもよいから
とにかくスピードが大事という
ことで使われていました。
なので、
まずは7割くらいの出来でよいので
まずはそれでスタートする。
そして、あとは
走りながら考える
ということです。
なので、
私も根っこの部分が
この考え方が
しみ込んでいるんですよね。
千本ノック時代のときも
そうでなければ、
とてもこなせませんでした。
上司が昼休みの直前に
仕事を私に振って
昼食に出かけることがありました。
なので、私は昼食を食べながらそのオーダーをこなして、
お昼休み明けには、
情報収集して、分析して、
数ページの資料を作って報告するといった
こともよくやっていました。
意地でも、
上司が想像しているスピードより
早く仕事を仕上げるという気持ちでした。
それぐらいに
そのときは、
スピードにこだわっていました。
私は、たまにコンサルティングの受講者の方に
「話しながらなのに、笑えるくらい仕事が早いですね(笑)」
と言われることがありますが、
もしかしたらこの癖が抜けないのかもしれません(笑)
貧乏性なんです。
もちろん、それは
完璧なものではなくて
7割程度の出来でよいと思っています。
そして、それを実際に走らせてみないと
分からないことがあるんですよね。
なので、
あとは走りながら考える
ということですね。
実践すれば分かってくることもあります。
実践しなければ、分からないこともあります。
なので
私は実践主義者なんですよね。
知識という面では
よくないのかもしれませんが、
行動を伴わない知識には
あんまり興味がないんですよね。
当たり前ですが、
私は学者でもないですし、
アナリストでもなく
ただの商売人です。
商売に役立つことに興味がありますし、
それは、実践の中でしか
学べないと思っています。
あなたもいろんな案件が
たくさんあって、
「もう何からやっていけばよいかわからないんだけど?」
ということがあるかもしれません。
でも、大丈夫ですよ^^
そういうときほど、
あまり完璧を求めるのではなくて、
まずは走らせてみる
という考え方も
よいかもですよ^^
それから、時が経った今も
大好きな皿うどんを食べるときは、
ソースを、酢をかけて
食べるようにしています。
教わったとおりの食べ方で、
教わったとおりに真似しています。
酢の効いた
皿うどんを食べるたびに
その厳しくて、
温かい上司のことを思い出します。
その上司が遠くから
「へーお前も、まあまあ、よくやっているじゃないか」
と言ってくれるように。
ブログに来てくださいまして、ありがとうございます。
巧遅拙速の繰り返しで、やがて感覚も研ぎ澄まされていきます。
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