欧米を中心とした輸入ビジネスで日々の「成功したこと」「失敗談」「お役立ち情報?」などをけっこうそのまま書いています。夢はビジネスをしながら世界を旅すること。

久しぶりにあの場所へ行ってきました。

こんばんは。

今日は片づけ物をしていたら
だいぶ昔、
使ったものが出てきたんですよね。

トルソーです。

なつかしいですねー

トルソーは、簡単に言うと
マネキンの胴体部分だけのものです。
洋服などを飾るときに使います。

3年ほど前に
何も考えずに韓国の問屋街に行って
洋服を仕入れてきたときの
後遺症として残っていました。

負の遺産です。

そのときに結果として、
韓国服は仕入れ値を
はるかに下回る金額で
叩きうることになりました。

そのときは、
しっかりとした下調べもせず、根拠もなしに
言葉も分からないところに
思い付きだけで仕入れに行きました。
今思うとゾッとします。

それでその負の遺産を
捨てようかと思ったのですが、
せっかく懐かしい感じがしたので
あのときの感覚を取り戻すために
「あの場所」
へ行くことにしました。

そうです。

リサイクルショップです。

(このネタが分かる方は
このブログの相当な通な方です。)

私がリサイクルショップへ行くと
前に一人お客さんが
お店に入っていくところでした。

年配の夫婦が
重そうに、
コタツを抱えています。

この時期にコタツは
シーズン的にも
ちょっと過ぎている気がしました。

それで、お店に入ると
番号札が渡されました。

コタツ夫婦は、番号札1番。
私が2番です。

コタツが査定が終わるまで
私は査定の様子を見ていました。

角刈りの鋭い目線の
男性査定担当者が
コタツを入念に
チェックしていきます。

私は
「時期的にコタツはきびしいから
1,000円ぐらいかなー
もしかすると、もっと安いかも」
と予想していました。

そうすると
査定結果が出ました。

査定担当者
「すみません。これは、値段がつかないですねー」

奥さん
「えーーー、そんなー
重かったのに抱えてきたんですよーー!
ゼロということですか?」

査定担当者
「はい、すみません。ちょっと傷が多くて。。」

そこに、旦那さんが
うれしそうな顔で
大きなテーブルを
抱えながらこちらに近づいてきます。

査定担当者
「すみません。これはちょっと厳しいです。」

旦那さん(テーブルを抱えながら)
「えーーー、そんなー
重かったのに抱えてきたんですよーー!
このテーブルを買ってもだめですか?」

査定担当者
「はい、ダメですねー。すみません。
コタツとテーブルは関係がないので。」

奥さん
「えーーー、重かったのにー
だったら、それ処分してもらえますか??」

査定担当者
「はい、大丈夫ですよ。
ですが、処分代が1000円ほどかかります。」

二人
「えーーーー
処分代がかかるんですかーー!

じ、じゃあ、持って帰ります。。」

・・・

恐ろしい光景です。

目の前で二人が
バッサリと切られた瞬間です。

なつかしいですね、
このシビアな感じ。

余計なお世話ですが、心の中では、
「結局処分代はかかるので
持って帰る手間を考えると
ここで処分代を払って
引き取ってもらった方がよさそう」と思いました。

コタツの作りを見ても
簡単に足の部分が分解できそうではなく、
分解して燃えるゴミに出すという
荒業も難しく見えます。

でも、
コタツを売ってお金がもらえると思ってきたのに
逆にお金を払わなければならないという
事実はたしかに辛すぎます。

それを考えると、
重いコタツをまた持って帰ってでも
処分代を払いたくないという
お気持ちは痛いほど良く分かります。

余計なお世話ですみません。

そして、そんなことを考えたら
ついに番号札2番の査定が
はじまりました。

これ、お話ししていたら
だいぶ長くなってしまったので、
また続きは今度にします。

さてさて、
さきほどもお話ししましたが
商品を仕入れるときは
事前のリサーチが大事ですよね。

今回のように
実際に店舗で仕入れるときもですが、
展示会などでもそうです。

事前にその商品の需要や
その市場全体の需要を調べておくことと
仕入れもスムーズにいきます。

一番いけないのが
自分の勘に頼った仕入れですね。

これは、輸入の場合もそうなのですが、
たとえば、最初は小売り仕入れの場合
Amazonのランキングや
モノレートやKeepaなどの売れ行きなどを見て
仕入れの判断をしますよね。

これをやらないで
需要と供給のことを考えない仕入れは
勘に頼った仕入れになります。

私も最初は何も知らないで
アメリカから仕入れをしてしまって
これ売れそうだなーと
勘にたよってゲームやらおもちゃやら
仕入れていました。

これも今思うとゾッとします。
やはり全く売れませんでした。

なので、まずは仕入れの前に
何事もリサーチが大事です。

自分の感覚と
お客さんの感覚は違いますし、
素人の感覚は
あてにならないものです。

とくに最初の頃は
面倒くさがらず経験値を増やすため
リサーチは丁寧にやっていきましょうね。
くれぐれも、
負の遺産は真似しないようにしてください。

ブログに来てくださいまして、ありがとうございます。
旅行に行くときも下調べ次第で、内容も変わってきます。

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