個人事業主で使えるお金の話。(けっこう現実的)
こんばんは。
やっぱりだいぶ昨日は
冷え込んだようで、
朝は草が凍っていました。
犬も外に出たがりません。
寒さに弱くて、
わがままに加えて、
甘えん坊な犬です。
でもそういうところに弱いです。
最近は犬用のお菓子がほしいときは、
前足でパンチしてくるようになりました。
パンチをされるたびに
お菓子を上げてしまいます。
そういうところに弱いです。
さてさて、
今日はちょっと現実的なお話をさせてください。
輸入ビジネスを副業で
スタートして、利益が出てきたとします。
それで、もっと利益を伸ばしたい、
これを本業にしたい
という気持ちで独立して
輸入ビジネスをされる方も多いです。
とくに私はコンサルティングを
していたり、周りには経営者の友人が
多いので、それが当たり前の
環境になっています。
でも、よく考えたら
自分でビジネスをする方が
少数派ですし、
さらに独立したり会社を作ったり
というのはさらに少数派ですよね。
それでなんですが、
一番見ていてヒヤヒヤするケースが、
独立した後に数字の管理が
どんぶり勘定になっている方です。
中には、
どんぶり勘定というか、
面倒なので、
「見て見ないふりをしている」
ような方もいます。
これは自分で
ビジネスをしていくなら、
ほんとあぶないんですよね。
たとえば、
「今月の仕入れ値はどれくらいですか?」
「利益率はどれくらいですか?」
とお尋ねしても「あ、それはちょっと待ってくださいね!」
とすぐに出てこない方もいらっしゃいます。
物販の場合、
まずは仕入れから始まります。
それに投下資本利益率をかけると
予想の利益が計算できます。
たとえば、
仕入れ100万円×投下資本利益率30%
とすると、利益30万円です。
ですが、これはあくまでも
粗利益なので、ここから
いろんな経費がかかりますよね。
インターネットを使った物販であれば、
通信費だったり、
ツールの利用料だったり
プラットフォームの利用料だったり。
いろんな経費が掛かります。
たとえば、粗利益が30万円で
経費が5万円かかったとすると
残りは25万円になります。
ですが、これがそのまま
25万円銀行口座の預金が
増えるということではないです。
これはあくまでも
利益ベースでの話ですので、
キャッシュベースのプラスマイナスは
また別の話です。
たとえば、今月の入金が50万円で
今月の支払が30万円だったとすると、
キャッシュベースでのプラスは20万円となります。
ここから、自分の食費や家賃、生活費などを
差し引いたお金が
残ったお金ということになります。
ここで、お話ししたいことは、
利益ベースの計算と、
キャッシュベースの計算とは
違ってくるということですね。
もっと具体的にお話ししますと、
30万円分の仕入をして、
それを60万円で売上とします。
手数料などは考えないで、
単純に計算するとプラスの30万円ですよね。
仕入れを現金で支払って
売り上げを現金ですぐに受け取とったならば、
30万円、キャッシュベースではプラスになりますよね。
でも、仕入れを現金で支払って
売り上げを掛けで2カ月後に受け取るならば、
受け取るまでは、キャッシュベースでは
仕入れの分、マイナスになります。
どうでしょうか?
同じ利益でも
現金の流れは違いますよね^^
なので、特に独立して
ビジネスをしていくならば
このように利益管理はもちろん、
資金管理もしていく必要があります。
「融資を受けたから大丈夫!」
と思っていても、
毎月の資金がマイナスになっていれば、
どんどん銀行の口座は
マイナスになっていく可能性もあります。
逆に、
資金べースで融資の分の支払いも差し引いて、
生活費も差し引いて、プラスになっていれば、
銀行の口座はプラスになっていきます。
そこから、
税金などを支払っていきますし、
仕入れ用の資金も貯めていきますし、
自分への投資もしていきます。
全体の流れは
こんな感じになります。
ラーメン屋さんをするとしても、
どれくらい材料費がかかって、
どれくらいお客さんが来て、
どれくら売り上げがあって、
どれくらい経費が掛かるかを
計算してお店をやっていきますよね。
個人事業主と言えども、
自分でビジネスをしていく以上
立派な経営者なので
このような数字にも意識されるのは
大事なことです。
だいぶ現実的なお話しになってしまいましたが、
「あー言われてみると、私はどんぶり勘定かも?」
と思われた方は、参考にしてもらえると幸いです^^
ブログに来てくださいまして、ありがとうございます。
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