欧米を中心とした輸入ビジネスで日々の「成功したこと」「失敗談」「お役立ち情報?」などをけっこうそのまま書いています。夢はビジネスをしながら世界を旅すること。

貿易条件やEx Works(イーエックスワークス)などについて。

こんばんは。

以前、この時期に読者の方から
「七輪で焼いたサンマが最高においしかったです」
というメッセージをいただきました。

あれには、衝撃を受けました。

いつか七輪で焼いた旬のサンマを
味わってみたいものです。

さてさて、
今日もご質問にお答えしていきます。

「海外の取引先との交渉が決まりそうです。
ですが、商品の輸送方法について、
Ex Worksと言われました。これはなんのことでしょうか?
どうすればよいでしょうか?」

これも具体的なご質問ですねー

このEx Worksは、
貿易条件と言われるもので
輸送するときの責任の所在や
保険などについてを
あらかじめ取り決めるものです。

貿易用語で
インコタームズとも呼ばれるものです。
(少しは輸入のブログっぽいですかね。。)

インコタームズ(Incoterms)は、
国際商業会議所(ICC)が
制定した貿易取引条件のことで、
貿易会社同士で使われる用語です。

この貿易条件の中には
いろいろな種類があって、
その中の一つに
EX Works(イーエックスワークス)があります。

略称では、
EXWとなることもあって、
メールの中や書類の中にこういった文言が
でてきたら、EX Worksのことですね。
よく使われる貿易条件です。

出荷工場 渡しのことで、
「輸出する側(メーカーなど)」が 商品を工場で渡した時点で
輸出側の仕事は終わりとなります。

その後にかかる費用や
破損についての保証などはありません。

「輸出者」は、商品を引き渡すときに 、
トラックなどに積み込む必要もないし、
輸出通関をする必要もありません。

売り手にとって
最もリスクと費用が少ない貿易条件となります。

なので、逆に買い手(輸入者側)にとっては、
輸出港から輸入港までの船の手配、保険、
通関、積み込み、日本の国内の運送など
いろいろとやることが出てきます。

自分でやると大変なので
フォワーダーと呼ばれる業者にお願いします。

一般的にはDHLやFedEx(フェデックス)などの業者や、
佐川やヤマトなどの会社の国際輸送部門に
お願いすることとなります。

ですが、これって貿易のときにけっこうな量を仕入れるときに
使われるものなんですよね。
貿易としては一般的なのですが、個人ビジネスで
テスト販売で少量輸入するときなどに
このようなフォワーダーにお願いしていたら料金が高くなってしまいます。

なので、この場合、相手側に
自分の自宅や、事務所までそのまま国際運送で送ってもらえませんか?
とお願いしてみる方がよいですね。

相手としても一度
国際運送をやってみたら
そのあとは同じことの繰り返しなので
最初をうまく送ってもらうことができれば
継続的に仕入れることができます。

現地の郵便局や、DHLなどから
送ってもらうとよいですね。

貿易条件についてはほかにも
いろいろありますので、
またご質問があれば
機会を見てお話ししていきますね。

というわけで、
貿易条件やEx Worksなどについてのお話しでした。
参考になれば幸いです。

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分からないことまで「はい」と言ってしまうと、あとが大変です。

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