輸入ビジネスの在庫管理シリーズ(回転率と利益率編)
こんばんは。
読者の方からの
ご感想です。
「ラッコさんのブログの右端の
『更新履歴』のところを見ると
その月が何日だったのか分かります。
ちなみに、先月は28回だったので、
『あーうるう年だったんだーー』
と思いました。
便利に使わせてもらっています。
いつも、ありがとうございます。」
ちょっと、ちょっとーー
待ってくださいよー
たしかに毎日飽きずに
更新しているので、
その月の日数と、
更新回数が同じになるはずですよね。
それを、カレンダー代わりに
使われているってことですね。
考え方としては
大正解なのですが
そういう見方をされているとは
だいぶ恥ずかしくなりますって。
私のブログを見て、
うるう年かどうか気付かれるって
だいぶおかしな気がします。
でも、いつも読んでくださいまして、
ありがとうございます。
さてさて、
今日も更新していきます。
物販にはいろいろな
数字がありますが、
その中に、回転率というものもあります。
在庫回転率ともいわれます。
それでなんですが、
この回転率が高いほどふつうはよいと
思われるのですが、
これだけ意識してもあんまりよくないんですよね。
たとえば、
1万円の商品を10個仕入れたとします。
仕入れ値が10万円ですよね。
これを3万円で10個販売したとします。
売値は30万円ですよね。
利益は、20万円です。
販売するのに、1年かかったとします。
そうすると、1年間で利益が20万円
ということになります。
1年で1回転しかしていません。
次に、
1万円の商品を10個仕入れたとします。
仕入れ値が10万円ですよね。
これを1万1千円で10個販売したとします。
売値は11万円ですよね。
利益は、1万円です。
販売するのに、1カ月しかかかりません。
そうすると、毎月販売できるので、
1年間で1万円×12カ月(12回転)で12万円の
利益となります。
前者の場合は
売るのに1年かかかりましたが、利益が年間20万円。
後者の場合は、
売るのに1カ月しかかかりませんが、利益が年間12万円。
単純に利益だけを言えば、
前者の方が多いですよね。
このように
単に回転率だけでは
利益が多くなるかは分からないんですよね。
利益額や、利益率といった
ほかの数字とのバランスで決まってきます。
もちろん、よく売れる商品を扱うのは
大事なことです。
ですが、たくさん売れるからと言って
利益率が低かったり、利益額が極端に
低かったりすると、
全体の利益では少なくなることもあります。
そして、その分
物量も多くなるので、納品や検品、
手数料は、それにかかる稼働、顧客対応などにも
かかわってきます。
なので、回転率だけではなくて、
全体のバランスで数字を管理していくことが
大事になります。
というわけで、今日は
回転率と利益額についてのお話しでした。
参考になれば幸いです。
ブログに来てくださいまして、ありがとうございます。
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